毎月一日は「あずきの日」、「あずき」を食べる習慣を広めようと制定された記念日です。
きょうは、「つぶあん」使った「青島ういろう」の新しい味を紹介します。

この規則正しい模様が入った板、何だと思いますか？
この形・大きさ、青島ういろうを作るための製造器具です。
約145年前に考案されたという「青島ういろう」。
定番は、白砂糖と黒砂糖で作るお馴染みの2種類です。

かつては50店舗近くあったういろう店も、現在は7軒。
その中のひとつ「ときわ屋」では、2代目の原川紀代美さんが、新しい味づくりに積極的に取り組んでいます。

青島ういろうを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、試行錯誤していろんな味を開発してきました。

今、いちばん新しい味は「ういろう巻き」です。
極上小倉あんこを、白と黒のういろうで巻いています。
1パック2個入りで、すぐに食べきれるサイズにしました。
フィルムで巻いてあるので、つかみやすく食べやすく手土産に最適です。

米粉と砂糖湯を練り合わせ、せいろで蒸したういろうは、もっちりした弾力が特徴です。
それをそのまま持ちやすく、食べやすい大きさにまとめて、つぶあんをアクセントにした新しい味です。

また形は伝統そのままに、あずきを練りこんだものもあります。
これまで開発した中で人気が高かったものは、曜日替わりで販売されており、春には「さくら」味も登場します。
懐かしい味の中に、受け継ぐ人の愛情を感じる素朴な和菓子。
それが青島ういろうです。

定番の白黒はもちろん、新しい味もリピートして買ってくださる方が増えています。
これからも伝統を守りながら、新しい風を吹かせて、青島ういろうの魅力を伝えていきたいと思います。

今、いちばん新しい味「ういろう巻き」は、ご覧のお店で販売しています。
取り置きもできるので、詳しくはお問い合わせください。