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Reらいふ
2019年05月16日
手作りの魅力 個性的な器で家族だんらん(2019年5月15日放送)
カラフルな色使いの個性的な陶器。見ていてワクワクしますね。
きょうは、綾町にあるこちらの窯元、その名も「銀色少年とアカイふらすこ」から、手づくりの魅力をご紹介します。
個性的な名前の、こちらのオーナーは、地元、綾町出身の中島博之さん。
21才の時に、陶芸をはじめ、その後、東南アジアでのバックパッカーの経験や料理の勉強を経て、2006年にこの工房を立ち上げました。
Q:まずは、ユニークなネーミング。どんな由来?
中島さん)「自分が好きだった音楽とか、アートとかが、実験的でポップなものが多く、そのイメージで、「銀色少年とアカイふらすこ」と付けました。」
Q:どんなテーマで?
中島さん)「子どもから大人まで楽しめる器を作っています。」
個性が光る、様々な色は、殆どが、白い化粧土に金属を混ぜて作った中島さんのオリジナル。
調合の具合で、いろんな色が生まれます。
そして還元という、土の中の酸素を取る焼き方で、カラフルでキラキラした、光沢のある作品に仕上がります。
中島さんの作品のデザインは、主に4種類。抽象画の力強いイメージのもの、水玉、ボーダー、そして動物のキャラクターもの。
これは、家族みんなが、それぞれ、お気に入りの器で楽しんでほしいという思いで作られています。色やデザインがステキ、そして、このカップ、すごく持ちやすいです。
中島さん)「取っ手の位置が遠いと、重く感じてしまうので、ちょうどいい幅で作っています。」
尾田)「バランスも考えられていますね。」
中島さん)「実は、重ねられます。」
尾田)「重ねられる?」
すっぽり!取っ手が邪魔にならない。
収納の時、便利!中島さんは店舗を構えておらず、作品の販売は、主に、いろんなイベント会場で行っています。
参加予定のイベントについては、SNSで随時紹介していますので、是非検索してみて下さい。
中島さん)「これからも日常の生活の器だけでなく、アートや音楽と同じように、楽しんでもらえる器を作っていきたいです。」
中島さんの好奇心がいっぱい詰まった器は、食卓にたくさんの笑顔を運んでくれそうです。