番組表
Reらいふ
2019年01月22日
なつかしの・・・癒やしの「竹家具」(2019年1月21日放送)
今週のReらいふ、テーマは「なつかしの・・・
きょうは癒しを感じる、なつかしの竹の家具をご紹介します。
西都市にある1982年創業の梅里竹芸は、竹を使ったイスや机など大型の家具を展示・販売していて、そのほとんどがオーダーメイドです。
お客様のご要望に応じて、サイズとかデザインを合わせて作っています。
梅里竹芸では、虫が付きにくく竹の状態がいい秋から冬にかけて、西都市周辺で3年物の真竹を伐採します。
これは油抜きと言いまして、竹をこの大きい釜でグツグツ煮ていきます。
竹には大量の油が含まれてまして、その油が酸化すると腐っていくんです。
この作業をすることによって半永久的に腐らなくなります。
油抜きした竹は、天日干し後さらに屋内で2年以上自然乾燥させ、製品づくりにとりかかります。
これは竹のベッドを作っているところです。
焼くというのはいろいろ理由があって、伸ばす、丈夫にする、塗装するなど、様々な用途に利用されています。
骨組みの部分は杉材で作り、ここに竹材を組み合わせていき完成です。
もちろん手間はかかりますけど、その分お客様の望む形に合わせてやっていくため、丹念な作業ができます。
素材は硬いけど不思議と硬さを感じません。体にフィットして気持ちいいですね。
古来より生活の中で使われてきた竹の家具。
耐久性に優れ、柔軟なので加工に適しています。
さらに嬉しいこともたくさん。
硬いし丈夫だけど痛い、体に対してきついというのがありません。
竹自体が静電気、発生しないのでホコリ寄せ付けない。
汚れもつきにくいし、ついても落ちやすい、非常に衛生的に使えます。
全国の百貨店を回って展示・販売を行っている江藤さん。
来週から宮崎山形屋でもイベントを開催します。
懐かしさ、癒しを感じる竹の家具。
みなさんも実際に触れてみて、そのよさを感じてください。