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Reらいふ
2019年01月10日
今年こそは!小筆で美しい文字を!(2019年1月9日放送)
今週のテーマは今年こそは。
今日は、こちら。今年こそ小筆を使ってきれいな文字を書きたい!
結婚祝いの、のし袋や芳名帳に、名前、住所を書く時、やはり綺麗な文字で書きたいですよね。
そこで、宮崎学園で書道の講師を努める、久保なつきさんに美しい書き方のポイントを教えて頂きました。
一番の基本は、力強く、堂々と書く事です。
例えば、打ち込みや止め、払いなどは、ゆっくり丁寧に書きましょう。
止めなどの部分が流れてしまうと、なんとなく雑に見えてしまいますが・・・
ポイントだけでも、ゆっくり書くことで、全体が丁寧な印象に。
なお、筆ペンは、やや立てて、穂先を使って書くのがポイントです。
さらに、もう一つバランスを整えていきましょう。
文字の中心を通すのがポイントです。
文字の中心が傾いているので、まっすぐ通しましょう。
打ち込み、止めなどで時間をかけ、バランスに気をつけて書くと・・・
打ち込み、止め、払いがとても丁寧で、整って見えますね。
そして、のし袋に名前を書く場合は、御祝いなどの名目よりも、やや控えめに書きましょう。
また、名字と名前の間は、少し空けましょう。
尚、祝儀袋には、濃い墨で、不祝儀袋には、薄墨で書くのがマナーです。
次に芳名帳に書くときのアドバイスです。
住所が長い場合は、2行にして、中央より少し下で書き終わるようにし、その下に、名前を書きます。
こちらでもやはり、文字の中心をしっかり通すことが大事です。
そして、名前は、やや大きめに書きましょう。
なお、住所だけで一マス使っても大丈夫。
次の欄の名前は、中央より少し上から、大きく書くようにしましょう。
きれいな文字は、形だけでなく、バランスもすごく大切なんですね。
いろいろコツを紹介してきましたが、一番大事なことは、心をこめて丁寧に書くことです。
そうすれば、相手に伝わりますし、不快に思われることはないと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。
丁寧な、思いが伝わる文字。
今年こそ、目指してみませんか?
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宮崎市学園木花台
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