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2019年05月22日
体験してみよう!苔ウォッチング&苔テラリウム(2019年5月21日放送)
日南市北郷町にある猪八重渓谷にやってきました。
今週のテーマは「体験してみよう!」
今日は緑の神秘コケの世界を体験します。
まずは森を散策しながらコケウォッチング。
国内におよそ1900種あるコケ植物のうち300種近くがこの猪八重渓谷に生えています。
猪八重渓谷は「日本の貴重なコケの森」にも認定されているコケの宝庫です。
- 【中田】:そもそもコケって何なのですか?
- 【松本さん】:蘚苔類とか蘚苔植物というふうに呼ばれていて、根っこのような維管束がないでんすね。なので猪八重渓谷のような空中湿度が安定している場所に多くの種類が見られます。
- 【松本さん】:これはキヨスミイトゴケと言いまして、こういった垂れ下がって生えるコケの総称でサガリゴケ類とも言われています。
- 【松本さん】:これはコハネゴケというコケです。こうやって樹皮とか枝なんかにピラピラ付いています。
森林浴にはストレスホルモンの減少など癒やしの効果があるとされています。
コケの緑を満喫しながらゆっくり歩けば楽しさも倍増しそうです。
「コケブーム」とも言われる中、コケの乱獲が問題となっています。
コケは見て楽しんで持ち帰らないようにしましょう。
もっと深くコケを知りたい!という方におすすめなのが猪八重渓谷から車で約20分、飫肥にある「服部植物研究所」です。
世界で唯一のコケ専門の研究機関で不思議なコケの世界を見学することができます。
こちらはコケのテラリウム。
開館時間内であればいつでも手作り体験することができます。
園芸用の土の上に好きなコケを植えていきます。
私は3種類のコケをディスプレイしました。
- 【中田】:できました!小さな森を作っているような感じですね。
- 【松本さん】:このテラリウムは直射日光の当たらない明るめの場所に置いていただいて、成長を手元で楽しんでいただけたらいいなと思います。
森の中をゆっくり歩きながらのコケウォッチングとコケテラリウム作りで初夏の緑を堪能しませんか?
■お問合せ
【服部植物研究所】
日南市飫肥6-1-26
10時~16時(見学無料)
TEL:0987-25-0110
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