今週のテーマは、買って応援、宮崎の農畜産物。

今日はこちら。
ハレの日に食べたい県産牛肉編です！
教えて頂くのは、宮崎市でレストランを経営する創作料理のエキスパート田中健治シェフです。
ハレの日のメニューといえば、ステーキが浮かびますが、意外と焼き方が難しいですよね。
　

今日は、このフリーザーバッグを使った、特別な焼き方をお教えします。

まずは、ステーキ肉を、フリーザーバッグに入れ、空気をしっかり抜きながら、口を閉めます。
深めの鍋に、水2リットルを沸かし、400グラムの氷を入れます。
すると、温度が約70度になるので、そこへ、先ほどの肉を投入、15分から20分置きます。
こうすることで、ミディアムに焼き上げた時の中心温度が全体に均一に入ります。

そのあと、肉を取り出して水気をふき取り、軽く塩を振って、小麦粉をまぶします。
あとは焼くだけ。
フライパンに、少量のサラダ油を入れ、煙が出るくらいまで熱した所へ、まず30秒。
裏返して45秒焼けば、あっという間に出来上がりです。

おいしそうに焼きあがりました。
きれいなピンク色、こんなにきれいに仕上がるんですね。
お湯につけて、あらかじめ肉の温度を一定に保っておくと誰が焼いても、同じ仕上がりになります。

• 【尾田】
  肉汁が閉じ込められているので、しっとりと柔らかくて、本当においしいですね。
  ステーキハウスで食べる味わいです。

そしてもう一品作って頂きました。

アッシュパルマンティエというフランスの家庭料理です。
牛ひき肉を使ってアレンジしました。

作り方は、タマネギ、しめじなどの野菜と、牛ひき肉を炒め合わせ・・・。
ケチャップ、コンソメ、赤ワインなどと煮詰めてミートソースを作ります。
それを耐熱容器に入れ、ジャガイモと牛乳などで作ったマッシュポテトを重ねて、ミックスチーズを乗せて焼けば出来上がりです。

牛肉の旨みとマッシュポテト、チーズ、これは子供たちも大喜び間違いなしですね！
高級な肉じゃなくても、ひと手間かけると、とても美味しくできますので、是非試してほしいですね。

県産牛肉のおいしさを余すことなく満喫できるレシピ。
ハレの日のお祝いメニューに、いかがですか？

■お問い合わせ
ほのかダイニング
宮崎市新別府町前浜1401-318
TEL：0985-24-3301

番組で紹介された料理のレシピ等

ステーキ

【作り方・焼き方】

1. 肉の繊維の方向に垂直に切り目を入れ、フリーザーバッグに入れる。
   ※空気をしっかり抜くのがポイント
2. 2リットルの熱湯に400グラムの氷を入れて70度の状態を作り、そこに、フリーザーバッグに入れた肉を入れて15分から20分置く。
3. 肉を取り出し、水気を拭いて、塩を振り、小麦粉をまぶす。
4. 煙が出るくらい熱したフライパンに油をひき、片面30秒、裏返して40秒焼いて出来上がり。
   ※途中、バターを加えるとよりおいしくなります。

アッシュパルマンティエ

【材料】

• 牛ひき肉：200グラム
• タマネギ：中1個
• シメジ：1パック
• ニンニク：ひとかけ
• サラダ油：適宜
• ケチャップ：40グラム
• コンソメ：10グラム
• 赤ワイン：50グラム
• バター：20グラム
• 塩コショウ、ミックスチーズ：適宜
• （マッシュポテト用材料）
• ジャガイモ：200グラム
• バター：50グラム
• 牛乳：50グラム
• 塩：適宜

【作り方】

1. サラダ油をひいたフライパンに、ニンニク、タマネギ、ひき肉、シメジを順に加え炒める。
2. ケチャップ、コンソメ、赤ワインを入れて少し煮詰める。
3. 煮詰まったら、バター20グラムと塩コショウで味を調える。
4. ゆでたジャガイモ、バター50グラム、牛乳をホイッパーでなめらかになるまでまぜ、塩で味付け。
5. 耐熱皿に煮詰めたひき肉、じゃがいもの順に重ね、ミックスチーズを乗せてオーブンなどで焼き色がつくまで焼く