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2020年12月25日
迎春準備「マイ箸」箸入れ笛(2020年12月24日放送)
来年こそは「マイ箸を持ち歩く」を習慣にしたい!
そんな方に提案したいのが、こちらです。
「箸入れ笛」、竹笛がケースになったマイ箸入れです。
きょうは、この「箸入れ笛」を作っている工房におじゃまします。
宮崎市にある横笛工房「一切空」。
本職は電気屋だという木浦剛士さんは、和太鼓や篠笛演奏の趣味が高じて、約15年前から笛そのものを作り始めました。
国会図書館に通って笛のレントゲン写真を参考に、独学で試行錯誤しながら篠笛作りをしてきました。
今ではその技術は全国でも認められ、篠笛以外にも雅楽で使う「龍笛」や、能や狂言で使う「能管」も作っています。
そんな木浦さんが「箸入れ笛」を作り始めたわけは・・
- 【話:木浦剛士さん】
海外に行った時に森林伐採の現場を見て、何とかしなくてはと思いました。
それから、自分でもマイ箸を持ち歩くようになり、竹笛をケースにした箸入れ笛を作り始めました。
リコーダーと違って、横笛は簡単には音が出ません。
しかし、唇の形が定まるにつれ、少し音が出るようになりました。
天然の竹を使うので、ひとつひとつ音の個性が違います。
日本文化の箸と竹笛の融合は、外国人へのプレゼントとしても喜ばれているようです。
竹笛の音色に魅せられて、木浦さんの篠笛教室に通い始めた人も多く、現在は10才~87才まで60人を超える生徒がいるそうです。
竹が響いて出る美しい音は、自然に涙がこぼれるような日本人の心に沁みる音色です。
心を癒してくれる深い音色が、多くの方々に届いてほしいです。
マイ箸を持ち歩く習慣が竹笛との出合いとなり、篠笛の魅力へと導いてくれるかもしれません。
「箸入れ笛」を手に取ってみてはいかがですか。
■お問い合わせ
横笛工房 一切空
宮崎市大島町
TEL:090-1979-3995
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