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キニナル!
2022年04月21日
不要な服が生まれ変わる!?(2022年04月20日放送)
衣替えの季節、いらなくなった服を処分しようとされている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな衣類を再利用したくなるリメイクについてお伝えします。
おしゃれなオブジェにバッグなど、これらはすべて、不要になった洋服で作られた作品です。
捨てるはずものが、こんなに素敵に生まれ変わります!
リメイクを手がけたのは、久米亜紀子さん。
東京で、デザイナー、衣装製作などに従事し、現在は宮崎で、舞台衣装・CMの小物製作など、幅広く活動しています。
今洋服は安く手に入るので、飽きたらすぐ捨てがちだが、リメイクすると、また新たに使えます。
何ができるんだろうと、いろいろアイディアを出すのが楽しいです。
こちらのワンピース。
上下で切り離し、ニット素材のパーツを使って、ウエスト部分でつなぎ合わせると、このようなブラウスに生まれ変わりました。
元々膨張して見える柄のワンピースで着なくなっていましたが、黒いもので締めてリブを付けることで、痩せて見える効果でもう一回着られるようになりました。
そして、私が着なくなった長袖のTシャツが、なんとこちらのバッグに生まれ変わりました。
ボーダー柄に沿ってカットして、格子状に組み合わせて、動かないように糸で軽く押さえてバッグにしました。
取っ手には、袖の部分を利用しています。
捨てるには忍びない、丈夫な生地の服だったので、こうなって感激です。
他にも、デニムのポケット部分に、レース素材を組み合わせて作ったコースターや、6枚の布を重ねて作った鍋敷きなど、いらなくなった服が、いろんな小物に大変身です。
さらに、こちらのポチ袋も布で作られています。
布に、木工用ボンドを塗ると、ほつれ止めの効果とハリがでるので、紙のように扱えます。
コサージュとかオブジェとか、自由な発想でできるということで、コサージュ作りに挑戦してみました。
折り畳んだ生地の端を丸く切り取り、一部分をカットして裾上げ用のテープで留めたものを3枚作ります。
ボンドで重ねて固定して完成
お子さんと一緒に作るのも楽しそうですね。
捨てないで、布がきれいなものに変化するというのを学んで、大事にする気持ちも芽生えます。
洋服を買う時に、まず、ずっと長く着る事を考えて、これからも何か別のものに変えられるという事も想像しながら、お買い物をすると、ちょっとちっちゃなSDGsにつながるのではないかと願っています。
捨てるはずのものが、リメイクで生まれ変わり生活の中で息づく。
いらないと思っている身の回りのものを、もう一度、見直してみてはいかがですか。
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