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2022年06月09日
食中毒を防ぐ!弁当づくりのポイント(2022年06月08日放送)
気温が上がるこれからの季節、注意しなくてはいけないのが食中毒です。
そこで今日は、食中毒を予防するための、お弁当作りのポイントについてお伝えします。
菌が増殖しやすいこれからの時期、食中毒を防ぐには、どうすればいいのか、管理栄養士の黒井春菜さんに伺いました。
食中毒を防ぐお弁当作りのポイント。
まずはごはん。
炊く時、お米と一緒に、お酢や梅干しを入れてみて下さい。
抗菌作用で傷むのを防いでくれます。
お酢は少量なら、香りが残りません。
また、おにぎりを作る時は、素手ではなく、手袋やラップなどを使いましょう。
彩りとして加えたくなるのが、ミニトマトやレタスですが、実は要注意の食材なんです。
ミニトマトは、へたに菌が残りやすいので、入れる時は必ずへたを取ってからよく洗い、水分をしっかり拭き取るようにしましょう。
緑が欲しい時はレタスの代わりに、抗菌効果がある大葉などがおすすめです。
おかずで気を付けるポイント
- 必ず火を通すこと!
特に出番の多い、ちくわ・カニカマ・ウィンナー・サバの塩焼きなどは、実は傷みやすい食材なので、必ず炒めたりレンジで加熱して使うことをおすすめします。 - 前日のおかずを使う時も、必ず再加熱して下さい。
- ゆでる時は水分をしっかり取る事が大切です。
おススメのおかず
おススメのおかずは、揚げ物や酢の物。
揚げ物は高温で加熱、油でコーティングされている為、水分が出にくく、酢の物は酢の抗菌作用で傷みにくいおかずと言えます。
また、卵焼きは冷凍しておいたものを入れると、保冷効果もありお勧めです。
一方、マヨネーズ和えや、水分が多い煮物は傷みやすいので注意が必要です。
マヨネーズは、ケースに入れて食べる直前にかけるようにしましょう。
お弁当箱に詰める時のポイント
- 詰める前にお酢で容器を拭くと、抗菌効果が期待できます。
- 料理は必ず冷ましてから詰める事。
- 汁が他のものに移らないよう、カップなどで仕切るようにしましょう。
※この時期は、使い捨てタイプの方が安心です。 - 便利なのが市販の抗菌シート。
効果があるのは、シートに触れている部分なので、全ての食材にシートが当たるようにします。
夏は、菌が1時間で約30倍にも増えます。
きちんとポイントを抑えて食中毒を予防してほしいと思います。
細菌を付けない、増やさない、やっつける。
3原則を常に意識しながら安全で美味しいお弁当を作って下さい。
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