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2015年11月11日

気をつけよう!防犯のすすめ(11月10日放送)

先月、宮崎市の公道で、小学生の男子児童が男性から名前と住所を聞かれ、だまっていたら腕をつかまれたという事案。
また女子児童が「お金をあげるから車に乗らないか」と男性に声をかけられた事案。

宮崎市教育委員会に先月から、きのうまでに寄せられた声かけ不審者情報は、26件
きょうのReらいふは、親子で取り組む防犯教育についてお伝えします!

写真:初鹿野聡さん

教えてくれるのは、地域の防犯や防災などに詳しいNPO法人ハートムの初鹿野聡さん
初鹿野さんは、まず子どもたちが嫌な場面に遭遇しないために、危ない場所を知ることが大切だといいます。

キーワードでいうと、『入りやすくて、見えにくいところ』
この見えにくい場所は、時間帯や土日と平日の状況でも変わってくるので、家族で情報を共有しておくことが大切です。

写真:入りやすくて、見えにくいところ

入りやすくて見えにくい場所を子どもが事前に察知できて、そういう場所には一人ではいかないという判断ができる、その知識をつけてあげることが大事!

Q.では、万がいち、危ない状況に遭遇してしまったときは?

まず、そういう状況になりそうなときは、距離をとるということ。急につかまれないような距離をとるということです。
もしも逃げるときには、1番近くにいる大人に助けを求めにいくこと、周りに人がいれば、響きやすい低い声を出して逃げること。

写真:逃げるときは一番近くの大人のところへ

まず、車両に近づかない。もし、車両から声をかけられたときは、車両が向いている方向とは逆に逃げること

写真:車両に近づかない

もし重い荷物を持っていれば、荷物は置いて早く逃げること

一番は、安全か危ないかを察知する力を身につけることです。そのために普段から役に立つのが、お辞儀をする挨拶

写真:お辞儀をする挨拶

相手の目をみて、お辞儀をできる距離を覚えさせ、これを習慣づけさせます

親や先生以外の大人にどんどん触れさせて、いい大人をまず知る。
会話をしてコミュニケーション能力をみにつけさせることふだんからの心がけが予防にもつながります。

ぜひ、親子で話してみてはいかがでしょうか。

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