番組表
Reらいふ
2021年12月23日
迎春準備 思いを込めてしめ飾り作り(2021年12月22日放送)
今週は迎春準備。
お正月に欠かせないものといえば、しめ縄もその一つ。
今日は、手軽に作れる、おしゃれなしめ飾りをご紹介します。
教えて頂くのは、宮崎市でアーティフィシャルフラワーのアレンジメント教室を主宰する大庭麻貴さんです。
しめ飾りには、年神様をお迎えするにふさわしい、神聖な場所であることを示す役割があります。
年神様への想いを込めて、是非手作りにチャレンジしてみて下さい。
材料は、ベースとなるしめ縄、水引、スプレー蘭、ミニ南天、胡蝶蘭などメインにする花、飾りのボール、ワイヤー、グルーガンなどの接着剤です。
花材を選ぶ時は、主役、脇役、アクセントになる実もの、葉物を意識する事。
花の形状が違うタイプを選ぶことが、バランスよく仕上げるポイント。
また、水引は複数の色があると、華やかに仕上がります。
縁起良く、本数は奇数にしましょう。
それでは、製作スタート。
まず、水引で、大小2重の輪を作ります。
端を残して、右から左へ円を作り、右から左へ円を作り・・・
重なった部分をフローラルテープで留めます。
次に 水引をしめ縄にワイヤーでとりつけます。
水引としめ縄を左手で押さえ、ワイヤーを通し、しめ縄から約2センチ離れた所を、2、3度ねじります。
そして くるくるっと手首を回すだけで、きつく締められるんです。
次に、スプレー蘭と、メインの花の茎に、S字状のカーブをつけます。
花材に曲線をつけることで、自然なアレンジになるそうです。
そして、その花材をしめ縄に取り付けていきます。
スプレー蘭と南天を、ワイヤーで取り付け・・・。
同じワイヤーに、メインの胡蝶蘭を通します。
飾りのボールも通して、飛び出た部分をカットするなどして、全体のバランスを調整したら、最後にグルーガンで接着です。
完成です! 凄くおしゃれな仕上がりですね。
花の長さに高低差を付けると、立体的で、美しい作品になります。
胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」
南天は、難を転ずるという語呂から、縁起が良いとされているので、まさにお正月のしめ飾りにぴったりです。
最近は、カラーのしめ縄も注目されていて、水引の色を合わせれば、違う雰囲気が楽しめます。
しめ飾りは、29日(二重苦)と、31日(一夜飾り)を除いた年内に飾り、松の内(1月7日※地域による)が過ぎたら外すとされています。
心のこもった手作りのしめ飾りで、皆さんに、たくさんの幸せが訪れますように!
■お問い合わせ
フラワーアレンジメント教室「サロン ド リラ」
大庭麻貴 さん(宮崎市)
HP:https://salondelilas.amebaownd.com/
Instagram:https://www.instagram.com/salon.de.lilas/