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Reらいふ
2018年09月04日
台風に備えて・・・13年前の被害と爪痕(2018年9月3日放送)
非常に強い台風21号が北上していて、あすには宮崎に最も近づく見込みです。
今週のテーマは「台風に備える」。
今から13年前の2005年。台風14号が宮崎に大きな被害をもたらしました。
2005年9月。
宮崎県内に記録的な大雨をもたらした台風14号。
宮崎市内を流れる大淀川周辺を中心に、一時、1万人以上が避難しました。
県内ではおよそ4300棟が床上、床下浸水となり、被害総額はおよそ1300億円にもおよびました。
堤防の高さ、当時はこちらの方が高くて、こちらの方が低かったもんですから、水が増水してきてほとんど右側の方に、我々の地域の方に越水してしまったという状況です。
宮崎市小松で、もりした地区の自治会長を務めている伊藤照夫さん。
当時は東京に単身赴任中でしたが、天気予報を見て危険を感じ、宮崎の自宅にいる家族と連絡を取っていました。
この時、伊藤さんが住んでいた地区は、いつも目にする穏やかな住宅街から一変していました。
夜雨が降っていたんで、どうしようかと思っていましたが、まだ大丈夫だろうと夜は寝ました。
夕方避難の指示があれば、もっとたくさんの方が、安全に避難出来たんじゃないかと私は思っています。
地区の集会場として利用されている建物には、今も当時の台風の爪跡が残されています。
大体線がついていますけど、この地域は、床上2メートルから、2メートル20センチまで浸かっています。
天井はここにある何かが浮いて、天井を突き破ったと思われます。
防災士の資格も持つ 伊藤さん。
地域の人に防災・減災の意識を高めてもらうため、さまざまな講習や講演を開いています。
この地域の皆さんでさえも段々と辛さとか怖さを忘れてきている。
いろんな防災訓練とかにも参加していただいて、普段から減災に努めていただきたいと思っています。
大きな被害を受けてから13年。
当時の記憶が薄れていく中、今一度、防災意識を高めることが必要です。
■自治会の高齢化もあり、講習を受けても、それを実践してもらったり、しっかり覚えてもらうことが難しいそうで、それが現在の伝える側としての課題だと話していました。
■先月、夏休みを利用して子供たちに小学校の体育館で 避難体験をしてもらったそうです。
暑さが厳しく、年々変わる気象状況に、避難体勢も変化させていかなければいけないと感じたようです。