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Reらいふ
2018年09月05日
台風への備え 今から始めたい!「備蓄」(2018年9月4日放送)
今週のテーマは「台風への備え」。
きょうは、家庭で実践したい備蓄のポイントをご紹介します。
宮崎県危機管理課の金丸美穂さんに話を聴きました。
災害後、スーパーやコンビニなどから一気に商品がなくなり、すぐに生活物資を調達するのは難しい。
停電や断水時に備え自分や家族に必要なものを、最低でも3日分用意して下さい。
まず必要なのは、水。
大人1人あたり1日3リットルを目安に確保しておきましょう。
食料ですが、災害用の保存食だけを大量に用意することだけが備蓄ではありません。
日常使っている食品を使い切る前に少し多めに買って備える。
ローリングストック、回転備蓄法がおすすめです。
こうすることで、常に家庭に非常食がストックされます。
特に被災後は偏った食事などで、ストレスや体調不良をもたらす場合もあります。
好きな物や食べ慣れている物を備えておくと安心です。
トイレットペーパーや生理用品などの日用品も、同様に少し多めに備えておくと安心です。
また、カセットコンロとガスボンベは、災害時にとても重宝します。
ガスボンベも普段から多めに揃えておくと安心です。
備蓄といっても特別なものを備えるわけではありません。
普段の買い物の仕方や目線を少し変えるだけで、備えのある生活につながります。
さらに、家庭状況によって必需品も変わってきます。
乳幼児や高齢の方がいる場合など必需品が異なります。
粉ミルク、おむつ、常備薬など、家族で相談して準備することが大切です。
また、歯ブラシなどの口腔ケア用品や、情報を得るためのラジオ、乾電池、スマートフォンの予備バッテリーなどもあると安心です。
すばやい避難行動をとるために、これらは普段から実践しておく必要があります。
余裕を持って行動して下さい。
災害への対応は「日常」と「非日常」を切り離すのでなく、日常の延長として考えることが大切です。
自分と家族の命を守るために、できる備えを今からしておきましょう!