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2018年09月06日

台風への備え 早期避難のすすめ(2018年9月5日放送)

台風21号は過ぎましたが、
台風シーズンは続きますのでその発生や進路に注意する必要があります。
そこで、改めて早期避難の大切さについてお伝えします。

早期避難について県危機管理課の作元さんに伺いました。

早期に避難することのメリット

Q:早期に避難することのメリットは?
A:早い避難ですと、状況が悪化していないうちに逃げられます。
風雨が強まると、避難する際にも危険な状況になりますので、その前に逃げましょう。
早期に避難すれば、安全に逃げられる選択肢も広くとれるので、早期の避難をお勧めしています。
市町村が発表する避難情報は3段階あり状況に応じて発表されています。

避難準備・高齢者等避難開始

第1段階は避難準備・高齢者等避難開始。
避難するのに時間がかかる高齢者の方、障がい者の方、乳幼児とその支援者の方などは、避難を始めます。
避難を始めない方でも、家族との連絡、非常持ち出し品の用意など避難の準備を始めます。

避難勧告

第2段階は、避難勧告。
災害による被害が発生する危険性が高まった状況です。
速やかに安全な場所へ避難することを求めています。

避難指示

第3段階は、避難指示。
避難勧告よりもより緊急に避難を求めています。
状況はさらに悪化し危険性が非常に高まった段階です。

情報を常にチェック

災害の状況によってはこの段階どおりに発令されず、突然の避難勧告や避難指示が出されることがあるので、台風が近づいている時は雨の量や降り方などの情報を常にチェックしておきましょう。

普段から自分の住む土地の特徴を知っておくことも大切です。

土地の特徴を知っておく

家や事務所などが川のそばにある方は、浸水のおそれがあるかどうか、土砂災害の危険があるかどうかをハザードマップなどで確認してみましょう。

服装は安全を優先

また、避難する時の服装は安全を優先し、安全に歩ける靴を履き両手があくリュックを用意するなど、服装や持ち物にも気をつけたいところです。
7月の西日本豪雨でも、実際に避難した人の割合が一部の地域では0.74パーセントという数字もあるようです。
「もしも」を想定して早めに避難する準備をしていきましょう。

もしもに備えて

自分の命を守るための早期避難ですが、余裕を持って避難することでほかの人の命も救えるかもしれません。
もしもに備えて改めて考えていきましょう。

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