番組表
Reらいふ
2018年09月28日
愛情と思い出をは刻む・・・オリジナル刺しゅう(2018年9月26日放送)
今週のテーマは「オリジナル」。
きょうは、心を込めた丁寧な手仕事、オリジナル刺繍を紹介します。
刺繍作家 The day of toy・安井絵梨さんの工房は、自宅リビングの一角です。
妊娠をきっかけに始めた刺繍。
わが子に オリジナルのかわいいベレー帽を被せたいと思ったのが、今につながっています。
妊娠して仕事をやめたのでたっぷり時間があり、これまでやったことがなかった刺繍に挑戦してみました。
これが、その時初めて作ったものなんですが、約1ヵ月かけて仕上げました。
初めてでここまでできるなんて、もともと手先が器用なんですね。
祖母、母と手作りが趣味の家庭で育った安井さん。
母の代からの30年来のミシンを受け継いで製作しています。
定番は、子供用ベレー帽。
帽子を手作りし、名前のイメージから刺繍するイニシャルをデザインし、丁寧にひと針ひと針さしていきます。
全て自己流だということですが、おしゃれな感覚と針に込める愛情が、クオリティを高めています。
こちらは、贈り物にも最適な命名スタイ。
生年月日や生まれた時間、身長・体重が刻まれている他、名前や誕生日からイメージした絵柄が施されています。
世界にひとつだけのオリジナルスタイです。
また、命名フラッグも人気があります。
心あたたまる素敵なインテリアになりますね。
命名だけではなく、ショップフラッグとして注文が入ることも多いそうです。
さらにバースデーポスターを刺繍で作ると・・・
額縁に入れたりしてお誕生日に記念撮影。
素敵な思い出にもなるし、写真はポストカードにも使えますね。
実は、お子さんの洋服にも、こんなかわいい刺繍が!
ひとつ刺繍を加えるだけで、それを身に着ける人の個性が引き立ち、物に対する愛着もでて、大切にしますよね。
技術面でも、ご注文の要望に応えたいという気持ちが自分の成長につながり、刺繍の魅力を感じています。
イベントなどで販売する時は、個性あふれるデザインのブローチなども作られます。
あまりにもリアルで、よくよく見なければ刺繍だということに気づかないほどです。
子育てをしながら、あたたかな空間の中で仕上げられいくオリジナル刺繍。
身に着けた子どもたちの笑顔や、見守る家族の笑い声が聞こえてきそうですね。