番組表
Reらいふ
2018年10月02日
エコな暮らし みつろうラップ(2018年10月1日放送)
今週のテーマはエコな暮らし。
きょうは、デザイン性もあって地球にも優しいエコグッズをご紹介します。
華やかなデザイン、つるつるとした手触り。
実は、こちらは食品などを包むラップなんです。
海外で人気の「みつろう」でできたラップで、作っているのは、日南市北郷町の「森の足湯カフェ パチャママ」の九鬼丸由美子さんです。
日南の自然で育ったミツバチからとれるミツロウを使った、何度も使いまわせるラップのことです。
自然の抗菌性に優れていて、食べ物を長く保存するのにもってこいの商品です。
Q:きょうのスタイルは・・
A:日南のミツバチを代表してきました。
材料は、ミツバチの巣からとれたミツロウ、松の樹脂、ココナッツオイル、綿の布・オーガニックコットンです。
九鬼丸さんに、作り方を見せてもらいました。
先ほどの材料を軽量して、熱を加えて溶かします。
のりをおとしたオーガニックコットンを、この中につけて冷えると、すぐ固まってくるので、だんだん黄色っぽくなってきたら裏もやります。
ミツロウが固まったら、表面が平らになるようにスクレイパーなどで削って完成です。
ほんのりいい香りです
おにぎりを包む場合、ラッピングのような感じで手の温かみと圧でギュッギュとしていきます。
これからの行楽シーズンでも使えるので、たくさん使って欲しいけれど、熱にはとても弱いので注意してください。
使った後は、水で洗って自然乾燥。
1年間を目安に繰り返し使えます。
形を作りにくくなってきたら、交換のサインだそうです。
ミツバチや小さな生き物が私達の生活を豊かにしてくれている、大事な役割を果たしてくれていると思います。
ますますミツバチが増えていくような暮らしを心がけていきたいです。
大きさは、2種類あり、日南市北郷町のカフェでは営業日の土曜日と日曜日に販売しています。
ミツバチや自然環境を思って作られたみつろうウラップ、毎日の暮らしにエコを取り入れてみませんか。