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Reらいふ
2018年10月04日
エコな暮らし 靴内環境を整える(2018年10月3日放送)
今週のテーマは「エコな暮らし」。
きょうは、環境にも体にもやさしい健康靴の専門店「えこる」を紹介します。
全国に20店舗ある「えこる」は、「靴内環境歩行改善共同組合」に加盟しており、国産の健康靴を販売しています。
高齢者の転倒防止予防のためのウォーキングシューズ開発と普及に努めるもので、平成13年に設立されました。
毎日履く靴の中の環境に着目するとともに、原料の皮製造過程における産業廃棄物の削減や、省エネルギー、リサイクルに努めることで、環境にやさしい靴作りをしています。
純国産の「えこる」の靴は、日本人の骨格に合わせて作られています。
見た目も足幅が広くゆったりしている印象です。
大きな特徴は「免震中敷き」が装着されていること。
足と靴と歩行の専門家である歩行改善士が、個人に合った「免震中敷き」をその場で加工します。
人体は、高層ビルと同じようにしなやかなやわらかい構造です。
固い靴底ではなく、免振機能のある中敷きで足元から全身の骨格を支えます。
そうすれば、歩く時に骨盤や股関節をゆさぶって、常に正しい位置に戻すアライメント機能が生まれます。
購入後は、定期的に中敷きをチェックして記録をとり、調整をしながら履き慣らしていきます。
調整は毎回無料で、納得がいくまで何度でも相談にのってもらえます。
また一般的な靴は、接着剤や合成染料など化学物質を使っている場合が多いので、靴の中の環境は、足にかなりの負担がかかる状態です。
「えこる」の靴は、植物タンニンなめしや植物染料など100パーセント国産素材で、環境にも配慮した靴作りをしています。
Q:丁寧に履けば、どのくらいもつものなんですか。
A:平均で7年、修理やお手入れをこまめにすれば10年、20年でも履いていただけると思います。
使い捨てではない、循環型の修理できる靴を提供しています。
健康で、一日でも長く自分の足で歩くことが大きな社会貢献につながります。
人生を軽やかに歩き続けるために、健康を支えるのが「靴」です。
ひとりひとりの意義あるウォーキングのお手伝いができる「健康靴」を作っていきたいと思っています。
エコな暮らしの第一歩、まず足元から見つめ直してみませんか。