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Reらいふ
2018年10月23日
家庭の健康 乳がん 自己チェックを習慣に(2018年10月22日放送)
今週のテーマは家族の健康です。
きょうは、女性がかかるがんで最も多い、乳がんの自己チェック法についてお伝えします。
乳がんにかかる女性は年々増えていて、30代後半から急激に増加し始め、ピークは、40代後半と60歳前後となっています。
そこで乳がん啓発運動を行っている「ピンクリボン活動みやざき」で早期発見のコツを教えてもらいます。
大切なのは、早期発見・早期治療です。
定期健診のお知らせがきますので、まずは検診をしっかりと受けて欲しいと思います。
こちらは、乳がん体験触診モデルです。
実は、乳がんは自分で発見できる数少ないがんなんです。
このモデルは、何個かしこりがありますか?
普通の乳がんと、良性のしこりが入っています。
これ?つぶつぶを感じます
ザラッとした感じだと、乳がんのおそれが・・・
乳がんができやすい場所は、上の外側が一番多く、ついで上の内側、下の外側、下の内側と続きます。
自己チェックは、まずは鏡にたち、見た目の変化を確認します。
次に、しこりや分泌物がないかを触れながら確認していきます。
自宅でチェックする時は、3本の指でわきの下から中央に向かって渦巻きを描き、次に、脇の下から乳房の中心に向かって上下に。
最後に分泌液が出ないかをチェックします。
ポイントは3本指で指の腹を使って、なでるように、少し押し気味でやってみてください。
少しでも気になる場合は、乳腺専門の病院へ行ってもらうことが一番いいと思います。
自己チェックのタイミングは、月経が終わって1週間以内の乳腺が安定した頃がおすすめです。
閉経後は覚えやすい日を決めて毎月チェックしましょう。
乳がんを始め、がんは早期発見が大切です。
特に働き盛りのお父さん、お母さんたちは、自分の体を後回しにしがちです。
お誕生日を検診日にあてるなど、周りからもサポートをお願いしたいと思います。
今月はピンクリボン月間です。
今月27日には、宮崎市の若草通りで乳がん触診モデルの体験や、グッズ販売などを行います。
自分自身の健康はもちろん、家族の笑顔のためにも、まずは、検診からはじめてみませんか。