NOW ON AIR !

番組表
HOME 番組紹介 UMKスーパーニュース Reらいふ 身近な防災 命を守る鍵「自助・共助」(2018年10月30日放送)
UMKスーパーニュース
UMKスーパーニュース:
Reらいふ
番組TOPに戻る

2018年10月31日

身近な防災 命を守る鍵「自助・共助」(2018年10月30日放送)

今週のテーマは防災。
きょうは、命を守るための鍵「自助・共助」を取り上げます。

宮崎県防災士ネットワークの、福元孝典さん

宮崎県防災士ネットワークの、福元孝典さんに話を聞きました。
福元さんは防災について豊富な知識と技能を持つ専門家です。
防災士ネットワークでは、学校や企業などへの出前講座を通して、防災・減災についての啓発活動を行っています。
自分と家族の命を守る自助。地域と連携した共助が大切です。

誰に救助されたかを示したグラフ

こちらは、阪神・淡路大震災で瓦礫の下敷きになったり建物に閉じ込められた時、誰に救助されたかを示したグラフです。
自力で脱出、家族に救出されたという「自助」が約7割
友人や隣人といった地域の人による「共助」が約3割となっています。

自助のポイントは、まもる、逃げる、生きる

自助のポイントは、まもる、逃げる、生きるです。
まず、室内の安全を確保して怪我から身を守ります
寝室に家具を置かないことが最も安全ですが、やむをえず家具を置く場合は、できるだけ低い家具や軽い家具を選びます。

次に、安全な避難経路、避難場所の確認です。
注意したいのが、発生する災害によって避難場所が違います。
地震や浸水時などそれぞれの避難場所を確認してください。

そして、最後は生きる!
停電や断水時に備え、備蓄品を「1週間分」用意しましょう!
身の回りで災害時に代用できる物を考えておくとよいです。
例えば、椅子2脚とバケツがあれば簡易トイレになります。

福元さん

非常時は誰でも慌てます。
予め「タイムライン」を作っておくと安心です。

タイムライン

タイムラインとは災害発生の前と後で、自分や家族がいつ何をするかを時系列で事前に決めておくものです。
どのタイミングで避難するか、被災後の復旧や修理対応策まで考えます。
家族や周辺の状況に合わせ定期的に見直すことが大切です。

地域の連携「共助」

地域の連携「共助」です。
大切なのは誰がどこに住んでいるかを把握すること。
阪神淡路大震災の際、共助の力を発揮した地域では、誰がどの部屋で寝ているかまで把握していた為、救助がスムーズに行われたケースです。
地域で保管する防災資機材は充実しているか、使い方などについても確認しておきます。

福元さん

南海トラフ巨大地震の発生率は確実に上がってきています。
それに伴って日向灘地震の発生率も確実に上がっている。ぜひ自分の守る逃げる生きるを再度確認して下さい。

情報募集中!

身近な話題から、事件、事故まで
皆様の情報をお待ちしています!

FAXでの投稿は 0985-31-5702 まで

みやざきふるさと中継 UMKニュース公式Twitter 気象予報士酒井さんの天気ブログ 天気のサカイ目 宮崎の「今」を大募集!ビデオPost
番組へのご意見ご感想はこちらから

Top