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Reらいふ
2018年12月04日
「本」のソムリエ お悩み解決!おすすめ本(2018年12月3日放送)
今週のReらいふでは様々な分野のソムリエを紹介します。
きょうは全国で活躍されている「本のソムリエ」です!
本のソムリエ「清水克衛さん」。
NPO法人読書普及協会顧問を務めていて、東京にある書店「読書のすすめ」の店主です。
店には「おすすめ本を紹介して欲しい」とリクエストが殺到し、全国でのベストセラー本が数々生まれています。
この日は宮崎市で常識などにとらわれない考え方を、読書を通して身に着け、活用しようという講演を行いました。
なぜ?って考える人が少なくなったから、読書離れになっているんです。
スマホとかテレビとかゲームのせいではありません。
「本が苦手」な人を「本マニア」にするという清水さんに聞きました。
読書好きになるになるポイントは?
読書って能動的なので、自分で向かっていかないと進まないものですから、自分で時間を作くろうと思って動いていかなければなりません。
それでは本のソムリエが選ぶ「お悩み別おすすめ本」をご紹介します。
まずは・・・「仕事が楽しくない・・・」こんな方へ。
そういう時には『びんぼう神様さま』っていう本があるんです。
貧乏神って大体嫌われるんですけどその松吉親子は「布団一枚になって貧乏になっちゃったけど一緒にくっついて寝られて
幸せ、貧乏神のおかげだね」という。
最後に大どんでん返しがあるんですけどどんな小さな仕事でも必ず誰かが見ていてくれたり必ず誰かの役に立ったりしてくるので意識できるようになるんです。
続いて「人と仲良くする方法が分からない」こんな方には・・・?
『3びきのかわいいオオカミ』という絵本
おとぎ話「三匹のこぶた」のお話と逆のお話。
つまり、ぶたがおおかみたちの作った家を壊してしまうという内容なんですが・・・
最後にぶたが絶対に壊せない家を作る絵本ですけどこうすればいいという気づきがある。
最後のラストシーン感動しました。
おしまいに「家事を手伝わない夫にイライラする」とお悩みの奥様方!
夫婦で読んでいただきたいのは『10人の法則』。
オリンピックで金メダルを獲った女子ソフトボール日本代表の選手達が今までお世話になった10人に直接感謝を伝えるという内容です。
お世話になった人を喜ばせたいと思うから頑張れるようになる。
誰かのためにって考えるとパフォーマンスも上がる。
読書は自分の知らないこと、体験したことがないことが書かれている。
問題にぶつかったときに楽しくなるんです。
清水さんは宮崎で講演会を定期的に開催しています。
次回の開催は来年1月を予定。
気になる方はインターネットなどで「逆のものさし講 宮崎」で検索してみてください。
■お問合せ
都城市の田中書店
TEL:0986-22-4488