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2015年07月15日
生体腎移植への理解を 宮崎絆の会(7月14日放送)
慢性腎臓病は第二の国民病とも呼ばれ、治療には透析や移植等があげられます。
本日のReらいふでは生体腎移植の経験者で作られるグループ「宮崎絆の会」についてお伝えします。
宮崎絆の会
今年5月に結成
生体腎移植を受けた県内在住の患者とドナーで作る会
メンバーは40代~70代の12人です。
「体験した人の生の声を聞いたら安心するのではないか。
移植の不安を無くしていきたいという思いで立ち上げました。」(川越代表談)
妻の久美子さんは18年間週3回の透析を続けてきました。
偶然二人は血液型が違っても腎臓移植が出来る事を知り、去年、名古屋の病院でA型の勝敏さんの腎臓をO型の久美子さんに移植する手術を受けました。
「1年を振り返ったら元気になるのかと思った事もあったけど、これまで出来なかった事をやろうとウキウキしています。」(久美子さん談)
絆の会をサポートしているのが、宮崎市の「古賀総合病院」さんです。
世界で一番進んでいると言われる日本の透析治療。
これに対し生体腎移植のメリットは・・・
「薬は免疫抑制薬を飲まないといけませんが、最近は感染症治療も良くなってきていますので、患者さんにもよりますが、日常生活を送れるという点では移植が選択として一番いいのではないかと考えています。」(古賀総合病院 腎臓内科部長談)
現在、宮崎県内ではおよそ3900人の透析患者がいますが、毎年増え続けています。
これに対し免疫抑制薬の進歩等で移植を受ける患者は現在、年間およそ10人です。
絆の会では生体腎移植についての正しい知識を持ってもらい、移植を考えている人達の相談窓口になりたいと考えています。
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