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Reらいふ
2015年08月11日
麦茶で暑い夏を乗り切る(8月10日放送)
うまみたっぷりで飲んでよし食べてよし!
暑い夏を乗り切る麦茶の話題です。
麦茶がおいしい季節。
昔ながらの原料にこだわったうまみたっぷりの麦茶作りをご紹介します。
熱中症や夏バテにもよいと注目される麦茶。
宮崎市清武町で麦茶作りに取り組む加藤潤一さんは、4年前に横浜から移住。
宮崎県内で古くから栽培されてきた「裸麦」を使って、麦茶作りを行っています。
裸麦は麦茶の原料となる大麦のひとつで、栄養価が高く籾殻が簡単に取れるのが特徴。
加藤さん)
「「裸麦」は昔から作られてきたものです。
今ではほとんど見つけられず苦労しましたが、椎葉村に行ったときに「裸麦」を見つけ譲ってもらうことができ増やしています。」
加工場から程近い場所に広さ約30a、加藤さんの畑があります。
農薬や化学肥料を一切使わず、「裸麦」の栽培を少しずつ増やし、今年は700キロあまり収穫できました。
むかし麦茶 250g 1200円
加藤さんの麦茶は一般的な商品より価格が3倍以上しますが、高級志向の高まりを受け、ことし6月からの2ヶ月間は去年の同じ時期と比べてすでに倍の注文が入っています。
人気の理由は手作業ならではの炒り方にあります。
中にしっかりと火を通すことで麦のうまみと甘みが引き出されます。
火を通しすぎると酸味が出てしまうため、微妙な色の変化を見極めながらの作業です。
加藤さん)作りたてが一番。注文が入り次第作っています。
熱くて応えますが、待ってくれているお客さんのためにがんばっています。
炒ること40分。
ポップコーンのようにパチパチとはじける音が。
甘い香りと共に徐々に赤く色づくと作業は終了。
弱火で20分ほど煮出すと甘い香りの麦茶が完成です。
出がらしを入れたまま4時間程置くと、とろみが出て 味わいがさらに増すそうです。
加藤さん)
出がらしも食べられるんですよ。
出がらしは、料理に再利用できます。
食物繊維などを多く含み栄養価も高い「裸麦」
ひき肉と裸麦の出がらし煮
ひき肉と一緒に煮るのが加藤さんのおすすめです。
食べた感想は・・・
飲んでよし食べてよし!
うまみたっぷりの麦茶で、暑い夏を乗り切りたいものです。
■問い合わせ
ここく
TEL:080-3472-0369