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Reらいふ
2015年08月06日
夏休みの楽しい思い出「金魚」の飼い方(8月5日放送)
今日は夏祭りの風物詩、金魚すくいで取った、金魚の飼い方についてお伝えします。
夏祭りでおなじみの金魚すくい難しいだけに、取れた時の喜びは大きいですよね。
しかし、家に連れて帰って直面するのがどうやって飼うのかという問題。
そこで今日は、手軽な金魚の飼い方をご紹介します。
宮崎市にある観賞魚の専門店でそのポイントを伺いました。
まずは道具から。
水槽や、ろ過フィルター、エアーポンプがあればそれが一番ですが、ない場合は、手軽に使えるプラスチックの器と、酸素を出す石それに、カルキ抜き剤などがあれば大丈夫です。
プラスチックの器は、軽くて丈夫と、今人気で、金魚を上から鑑賞するスタイルになります。
サイズは、水5リットルに対し、金魚2匹までが目安。
金魚を入れ過ぎると、酸素不足になってしまいます。
水道水はカルキを抜く必要があるため、前日に汲み置きしておいたものを使うか、混ぜてすぐに使える、カルキ抜き剤を利用します。
そして酸素は、エアーポンプがなくても、こちらの「酸素を出す石」を入れるだけで、約1カ月間供給できます。
あとは、金魚を入れるだけ。ここでポイントが!
金魚は温度変化にとてもデリケートなのでもともと入っていた水と同じ位の水温に調整してから入れて下さい。
Q.そして、いよいよ金魚との生活がスタートしますが、この後の管理で大切なのは何でしょうか?
A.一番は水をきれいに保つ事です。水替えは、2日に1回半分の水を交換して下さい。
Q.なぜ半分?
A.水を全部替えると、PHの変化で金魚がショックを起こしてしまいます。ですから、水替えの時は、必ず替える量と、先ほど言った水温を注意して下さい。
エサの量は、1、2分で食べきれる位の極少量。
これを守るのが、水をきれいに保つ事にもつながります。
あとは、金魚が落ち着くよう隠れ家になる場所を作ります。
陶器や、水草などで、お好みのレイアウトを楽しんで、直射日光の当たらない、涼しい場所に置きます。
また、水1リットルあたり5gの粗塩を入れると金魚の負担が軽くなるそうです。
金魚は、器が大きいほど大きくなり、10センチ位まで成長します。
また、上手に飼えば、10年生きる事もありますので、大切に育てて欲しいと思います。
夏祭りの楽しい思い出と共に、金魚も大事にしてあげてください。
■問い合わせ
アクアショップマーキュリー(佐方弘樹さん)
宮崎市橘通西5丁目
TEL:0985-64-9987