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2015年08月20日

虫刺され対策!正しい薬の使い方(8月19日放送)

気温も湿度も高い今の時期は、虫刺されやあせもなど、いろいろな肌トラブルを起こしがちです。
かゆい時、皆さんは、どんな薬を使っていますか?

画像:店舗外観

虫刺されの対処法について、薬剤師さんから症状に合わせた薬の選び方を伺いました。

かゆみ止めと一口に言っても、こんなに種類があります。
どんな基準で選べばいいですか?

画像:矢田さん

矢田さん)
「液体や軟膏など、使用感の好みも基準の一つですが、虫刺されなどのかゆみには、ステロイド剤配合のお薬で一気に治す事をお勧めします。
尾田)ステロイドと聞くと、副作用がどうしても気になりますね。」

画像:市販のステロイドは正しく使えば副作用の心配が少ない

矢田さん)確かに、ステロイドというだけで、怖がる方がいらっしゃいますが、市販の塗り薬の場合は、正しく使えば、殆ど心配いりません。

画像:市販のステロイドの特徴

ステロイド剤配合の塗り薬には、皮膚表面の免疫系の働きを抑える作用があり、かゆみや腫れなどを抑えてくれます。
長期間使うと肌が薄くなったり、赤味が出る事もありますが、短期間なら大丈夫です。
市販のステロイド剤には、3段階の強さがあります。ダニやクラゲに刺された時など、
激しいかゆみを伴う場合は、強いタイプを。
症状に合わせて選んで下さい。

尾田)逆に、ステロイド剤を使わない方がいい場合もあるんですか?
矢田さん)はい。皮膚が薄い赤ちゃんや、顔への使用は、薬の効果が強く出てしまう恐れがあるので、なるべく控えた方がいいと思います。

画像:非ステロイド剤の塗り薬

またいろんな解釈がありますが、当店では広範囲にできたあせもや、オムツかぶれには、ステロイド剤の入っていないお薬をお勧めしています。

画像:塗り薬の使い分け

尾田)虫刺されのかゆみは、基本的にステロイド剤で、ひどくなる前に一気に治す。
場所や症状によっては、非ステロイド剤。
使い分けが大切ですね。
虫刺されをかきすぎて傷になってしまった場合は、かゆみを抑えつつ化膿も防ぐ、「抗生物質」と「ステロイド」の複合剤が効果的です。

画像:飲むかゆみ止め

また広範囲や強いかゆみを和らげる「飲むかゆみ止め」も今注目されています。
さらに水虫も要注意。
湿しんと思ってステロイド剤を塗ると、菌が増えて大変な事に!
また見た目で完治した状態から、少なくとも1か月は薬を塗り続ける事が、重要だそうです。いずれも早く治すには、患部を掻かない事。
薬は殺菌効果のある石鹸などで肌を清潔にしてから、適量を塗る事が大切です。

矢田さん)薬の選び方については、薬剤師や登録販売士に相談し、1週間程度使用しても効果が出ない、もしくは、ひどくなるような場合には、必ず医師の診察を受けるようにして下さい。
薬を正しく効果的に使って、虫刺されなど夏の肌トラブルを解消しましょう。

■問い合わせ
宮崎市柳丸町
ドラッグコスモス柳丸店
TEL:0985-83-2848

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FAXでの投稿は 0985-31-5702 まで

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