番組表
Reらいふ
2015年09月15日
ひと工夫!夫婦円満の会話術(9月14日放送)
普段の会話にひと工夫。
夫婦関係が円満になる会話のポイントをご紹介します。
有馬リポーター)
きょうは、夫婦間のコミュニケーションがテーマ。
宮崎県の離婚率、全国3位という結果が。
ひょっとしたら夫婦間のコミュニケーション不足が原因の1つかも。
そこで、一工夫加えるだけで夫婦関係が円満になるかもしれないという会話のポイントをご紹介します。
訪ねたのはNPO法人「人間関係アプローチ宮崎きらきら」さんです。
ここでは、夫婦や親子間などのコミュニケーションの取り方について、アドバイスやカウンセリングを行っています。
代表で認定心理士の辰身信子さんです。
親子関係の悩みをきっかけに、コミュニケーション技術を指導するインストラクター資格も取得。
豊かな人間関係をテーマに講演活動なども行っています。
辰身さん)
女性からの訴えがすごい多くて。夫の家事育児の援助、サポートが全く足りない・・・
こうした悩みの背景に、女性の社会参加が進み共働き世帯が増えた事があると、辰身さんは指摘します。
辰身さん)
「働くという負担と育児と家事という負担がどうしてものってきて。
この分担がうまくいかないということがイライラの原因。」
辰身さん)
「でも!ひと工夫で夫の協力を得られる。
豊かな生活を送っていけるポイントがあるので紹介します。」
辰身さん)
夫に手伝ってほしい時には?
有馬リポーター)
何でやらないんだと非難。
辰身さん)
相手は何と?
有馬リポーター)
「疲れてると。
結局、私がため息をつきながら片付けます。」
辰身さん)
「有馬さんの行為、どちらもよくありません。
あなたは協力しないダメな夫というメッセージが伝わり、夫の自尊感情を傷つける。
ため息という不平不満をぶつけただけ。」
辰身さん)
取りいれてほしいのが「私メッセージ」
主語を私に変えて、状況を具体的に示せば夫が協力。
「私メッセージ」で言い換えてみると・・・
「私は他の家事で手一杯。その上洗濯物も畳むと、時間がとられて食事の後片付けも遅くなってしまう。大変で疲れる~」
自分の状況を具体的に伝える事 でイライラが軽減されます。
このあと「私がやりたいこと」を言い加えます。
有馬リポーター)
「畳んでくれたら片付けも早く終わるしコーヒーでも飲んでゆっくりできる。
そうしてくれるとうれしいな。」
辰身さん)
「そこをしっかりと!妻がプラスの感情のために僕に言っていたんだって。
協力する気になりますよ。」
有馬リポーター)
試してみます!
辰身さん)
「私メッセージは、夫婦だけでなく親子間や職場の人間関係でも使えます。
言葉には力があります。ぜひ活用を。」
私メッセージで会話に一工夫!
少し意識するだけで、暮らしに変化が生まれるかもしれません。
■問い合わせ
宮崎市
人間関係アプローチ 宮崎きらきら
TEL:0985-28-1777