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Reらいふ
2015年09月22日
都城産キジ肉が人気!(9月21日放送)
古来より宮廷などで食されてきた食鳥の王様キジ肉。
高たんぱく低カロリーで人気。
おいしさの理由をご紹介します。
キジの飼育が行われているのは、霧島山の麓・都城市山田町。
約8000羽を飼育している九州では珍しい大規模農場です。
生産者は、志々目義民さんと木脇利博さん。
それぞれ精米業と建設業を営む傍ら、7年前からキジ肉の生産を始めました。
木脇さん)
第二の人生にちょうど還暦を迎えたから。生きがいもできるし他の人やってないからよしやってみようと。
試行錯誤を繰り返しながら数を増やし「霧島山麓雉」として出荷。
志々目さん)
手作り電気行火を設置して飼育。最初38度で生まれてくる。
温度をしばらく保っておかないと死んでしまう。今まではよく失敗してきました。
事業を始めてから7年、出荷数は5倍に増えました。
価格は、鶏肉の倍ですが、カロリーはおよそ半分。
高タンパクでヘルシーな食品として注文も徐々に増え、首都圏の飲食店にも出荷しています。
11月からはふるさと納税の返礼品にも取り入れられる予定です。
市役所)
都城市はふるさと納税のお礼の品にお肉と焼酎を扱っています。
キジ肉は大変人気の特産品。
市のさらなるPRにつながると期待を寄せている。
人気の理由が、こだわりの飼育法にあります。
木脇さん)
飛び越えだしたら枠をはずしてこの部屋でこのまま成長させる。
ストレスをかけないように孵化直後から出荷するまで同じ小屋で飼育します。
止まり木を設置し、のびのびと過ごせるよう工夫しました。
餌には乳酸菌などの有用微生物を配合した飼料に、粒の小さな米などを混ぜた独自のものを取り入れています。
木脇さん)
このくず米をやると脂が乗っておいしいんです。
有馬リポーター)
こだわりの方法で飼育された雉。いただきます!
甘くて美味し~い♪
滲み出た出汁が絶品の雉そばに雉ご飯。
そして期間限定の卵かけごはん。濃厚な味が広がります。
さらにとっておきの楽しみ方が。
有馬リポーター)
炭で焼いたキジ肉。このまま食べると思いきや酒の中に入れて楽しむキジ酒です。
志々目さん)
おいしいねっていわれれば苦労なんか忘れる。それが生きがい。
都城といえばキジというぐらいがんばりたい。
生ハムなど加工品も試作し、6次産業化も進めています。
都城から全国へ。「みやざき霧島山麓雉」食べてみらんね~♪
■問い合わせ
都城市
宮崎県雉生産事業合同会社
TEL:0986-64-1229