番組表
Reらいふ
2015年09月25日
和文化スタイル 急須で飲む旨味コーヒー(9月24日放送)
和文化スタイルで楽しめ、手軽なのに旨み満点。
急須で淹れて飲むコーヒーの話題です。
成井リポーター)
いい香り・・・試飲。ドリップしたような深い味わいでおいしいです。
実はこのコーヒー、お茶のように急須で淹れたコーヒーなんです。
このコーヒーを全国に広めようと急須で飲む旨味珈琲プロジェクトが発足。
プロジェクトは、新しいアイデアを実現したい人達をサポートする、「Makuake」というサイトから情報発信され、応援したい人達による支援で広がりを見せています。
このコーヒーの発信者は、30年以上 日本茶の仕事に携わってきた黒木圭一郎さんです。
黒木さん)
食生活が変化し、家庭内では急須でお茶を淹れる習慣がなくなろうとしていますが、西洋文化のコーヒーは、家庭内に定着しています。
古来 急須は、家族の団欒を演出する道具として使われてきました。
コーヒーを飲む時も、ひとときの団欒を感じてもらえたらと「急須で淹れるコーヒー」を思いつきました。
実はこちら、ほうじ茶用の焙煎機械です。
釜の形が開放型なので、焙煎時にコーヒー豆から発生するガスが、ストレスなく放出されます。
豆本来の香りが引き立ち、あっさりとマイルドなコーヒーが出来上がるのが特徴です。
焙煎の度合いは3種類。
コーヒー粉末と、豆の油分を程よく通過させる素材のティーバッグに、やや粗引きにして詰められます。
飲む時は急須にそのまま入れお湯を注ぎ、4分~5分待てばオーケーです。
黒木さん)
少しだけ微粉末がカップ内に残りますが、これが旨味を出してくれるんです。
もちろんそのまま飲んで大丈夫です。
お茶の世界でも、微粉末を楽しむ深蒸し茶がありますが、それと同じですね。
1袋で2回分味わえます。
急須がなくても、マグカップにお湯を注いで作ってもOK。
後始末も簡単なので、アウトドアや、いろんな場面で手軽に本格的なコーヒーが楽しめます。
他にも、紅茶とコーヒーのブレンド紅茶ミックスや、ほうじ茶とコーヒーのブレンドほうじ茶ミックスもあります。
急須を使った淹れ方に加え、味も、和と洋の文化が融合した新しい飲み物です。
黒木さん)
急須で飲む旨味珈琲プロジェクトをたくさんの方に知っていただき、全国に広めたいと思っています。
和文化スタイルで、家族団欒のひとときに、ぜひこのコーヒーを取り入れてみてください。
あったかい飲み物が恋しくなるこれからの季節、ちょっと気になるコーヒーです。
■問い合わせ
都城市
黒木珈琲
TEL:0986-25-6500