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Reらいふ
2015年10月06日
新米の季節 土鍋でおいしい”お米ライフ”(10月5日放送)
新米の季節を迎えました。
専門家が伝授する、新米をおいしく食べるためのポイントをご紹介します。
宮崎市内にある「福田米穀店」
こちらでは全国各地選りすぐりのお米15種類を取り扱っています。
3代目店主は、お米マイスターの資格を持つ福田好哲さん。
お米マイスターとは、「日本米穀小売商業組合連合会」が認定する、お米の「博士号」ともいえる資格で、福田さんは県内に2人しかいない五つ星のお米マイスターです。
福田さん)
「長雨の影響で心配されたがおいしいお米が届いている。新米の特徴は豊かな香り♪
この時期ならではの味を楽しむ秘訣を紹介します。」
さっそく新米を美味しく頂くコツを教えてもらいます。
使うのは先週えびので収穫されたばかりの新米。
そして、更に美味しくさせるアイテムは・・・
福田さん)
「こちらのごはん鍋です。手軽にふっくらごはんが楽しめます。
炊飯用の土鍋を使いますが、家庭にある土鍋でよいです。」
まず米を水に浸したら、軽くかき混ぜすぐ流しほこりを取り除きます。
続いて研ぎのポイントは!
20回程かき混ぜ水を入れて流します。
有馬リポーター)
もっと力を入れては?
福田さん)
「昔と比べて精米技術は向上しています。ゴシゴシと押すように研いでしまうと粒を傷めてしまうのでだめです。」
水も透明になるまで洗ってはいけません。白濁は米のうまみ成分です。
すすぐ間も米は水を吸収するので、ここまでの工程にかける時間は3分以内が目安!
ポイントは「スピード」です。
そして浸水。
福田さん)
「昔のように新米といって水を少なくする必要はありません。乾燥するこれからの季節は2時間ぐらいが目安です。」
福田さん)
強火で沸騰させます。
沸騰したら火を切り20分蒸らして出来上がりです。
福田さん)
「土鍋の場合は沸騰後弱火で5分炊き、その後蒸らします。バスタオルで鍋を包むと熱が逃げずおいしくなる。」
ふたを開けると新米の甘い香りが漂います♪
福田さん)
「今は行楽シーズンです。
おにぎりを作る際は少なめの水で炊くと握りやすい。
鍋を使えば米にムラなく火が通り、炊飯器に負けないぐらいの味を手軽に楽しめますよ。」
実りの秋、食欲の秋。
土鍋でおいしいお米ライフを取り入れてみては♪
■問い合わせ
宮崎市
福田米穀店
TEL:0985-27-2580
※お米の保存は、ペットボトルなどの容器に入れ、冷蔵庫など温度15度以下、湿度70%前後の場所に保存すると傷みにくいということ。