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Reらいふ
2015年10月09日
旬の味を凝縮!山太郎ガニのゼリー(10月8日放送)
秋は美味しいものが多すぎて、食欲がなかなかとまりません。
山太郎ガニも、そんな秋の味覚のひとつです。
ここ西都市の三納川などでは、毎年9月~年末にかけて山太郎ガニの漁が行なわれます。
地元にある直売所「西都いきいき市場」。
新鮮な農産物と並んで、今の時期は、その日水揚げされた山太郎ガニも販売されています。
簡単に食べるなら、茹でてそのまま。ちょっと手間をかけるならカニ巻き汁。
今回は、さらに手を加えたアレンジ料理、カニゼリーをご紹介します。
そのカニゼリーを提供しているのは、西都市内にある居酒屋「だご亭」。
長年、食品開発の仕事に携わってきたオーナーの伊藤さんが、山太郎ガニのゼリーを商品化しました。
山太郎ガニはとても美味しくて、この季節を楽しみにされている方も多いのですが、食べ始めると手が汚れるのでちょっと面倒。酒のつまみにしたくても、食べてる間は手を拭かないとグラスも持てないので、何かいいアイデアはないかと考えていたところ思い尽きました。
毎日自分で籠を仕掛け翌朝揚げます。
この辺では、漁をする人も多く、秋の風物詩として楽しまれています。
捕れた山太郎ガニは茹でて、ミキサーにかけて砕き、カニ巻き汁を作ります。
そのカニ巻き汁を3回、丁寧に濾し、それを固めます。
魚の煮凝りを思わせるカニゼリー、店では「山太郎かい?」というネーミングで出されています。
口に含むと、カニ巻き汁を食べたのと同じ風味が広がります。酒の肴に最高です!
自然に囲まれた西都の川は、水もまだまだきれいです。
そこで捕れた山太郎ガニは、子どもの頃を思い出すなつかしい美味しさです。
旨味をぎゅっと閉じ込めた山太郎ガニのゼリーは、年末まで楽しめます。
旬の山太郎ガニで秋を満喫できそうですね。
■お問合せ
だご亭
西都市
TEL:0983-44-4858