番組表
Reらいふ
2015年11月02日
人生をより良く過ごすために「スターティングノート」(10月30日放送)
人生の後半をより豊かに団塊世代に広まるスターティングノートの話題です。
児玉リポーター)
「これからの人生をよりよいものにするために皆さんも始めてみてはいかがでしょうか?スターティングノート」
スターティングノートとは、人生の様々なきっかけを通して新しい生き方や楽しみを見出すために、頭の中のことを書き出すノートのことです。
特に団塊世代といわれる50代、60代に男性にすすめられているそうです。
県男女共同参画センター 外山チーフ)
「仕事だけがんばってくる人生を送ってきた方が団塊世代の方には多いと思うんですが、その男性の方たちがこれからの人生を生きるにあたって、お仕事を終えた後の人生への切り替えというのがとても大事です。」
県内では去年から今年まで2回「男の生き方セミナー」と題した講習会が開催され、専門家が定年後の充実した過ごし方や、そのヒントとなるスターティングノートの書き方などを伝えました。
県男女共同参画センター 外山チーフ)
「今までにはない笑顔とおしゃべりと語り合う時間があって、主催者としてもうれしかった」
スターティングノートの書き方にはさまざまな方法があるそうですが、内容は過去の思い出や、自分の周りの人間関係、これからの目標やそれに伴うお金の収支などが挙げられます。
県男女共同参画センター 外山チーフ)
「定年前とこれからの人生で何が変わるのかを書き出してみたり今までの自分を振り返って、これからの自分を考えるいい機会になったかな」
宮崎市で設計士として事務所を構える加藤優二さん、56歳。
仕事とプライベートの両立を生活の中で大切にしてきた加藤さんは去年、スターティングノートについての講習会に参加しました。
加藤さん)
「自分が今までやってきた事だったり、それが期限があることではなく永続的にできることに気づけてよかった。」
現在、3世代で暮らす加藤さんは、さらに家族や人とのつながりが大切だと感じていて、定期的に自宅に友達を呼び食事会を開いているそうです。
加藤さん)
「肩書きをはずした時にこの人好きだな~とかいい人だな~と思うのは大事だと思う。
自分が生きていることで人の幸せの役にどう立てるかが僕の人生のスタンス」
県男女共同参画センター 外山チーフ)
「人生100年の時代ですから、地域や家族との関係の中で楽しく過ごすことはその男性自身にとってもすごく幸せなことだと思う。」
誰もが迎える様々な人生の節目。
新しい人生を踏み出し充実した毎日が送れるようにスターティングノートを綴ってみてください。
■問い合わせ
県男女共同参画センター
TEL:0985-32-7591
※来月20日には「地域で生きる男性応援講座」という男性向けの講座が予定されています。