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Reらいふ
2015年11月23日
栄養価の高い雑穀 まるでチーズ?の調理法(11月19日放送)
不足しがちな栄養素がたっぷり詰まった雑穀。今、雑穀パワーが見直されています。
例えば、「きび」に含まれるポリフェノールやビタミンB群、亜鉛は抗酸化作用が高く、体の老化防止に役立つと言われます。また、「ひえ」に含まれるタンパク質は、血中の善玉コレステロールを高める作用が高く、「はとむぎ」は、美肌効果が高い雑穀として知られています。
漢方養生士の畑中さんに聞きました。
Q.きょうは、ボージョレ ヌーボー解禁日。ワインに合う雑穀って何ですか?
ズバリ、「あわ」です!チーズのような風味に調理できるんです。「あわ」は、食物繊維が精白米の7倍。鉄分は6倍。脂質の代謝を促すパントテン酸を多く含むのでニキビ予防にもいいと言われています。
使うのは「もちあわ」です。まず、水洗いした「もちあわ」カップに、3カップの水と塩ひとつまみを入れ、強火で沸騰させます。
沸騰したら、かき混ぜながら鍋底が見えるようになるまで水分をとばします。
そして、弱火で5分たったら、火を止めて10分蒸らします。
この炊いた「もちあわ」2分の1カップに塩小さじ3を入れ、120㏄の豆乳で好みの硬さになるまでのばしていきます。
これが、もちあわチーズです。・・・ほんとにチーズみたい。
食物繊維・鉄分が豊富なので、女性や、特に妊婦さんにはおすすめです。
他にも、「もちあわ」とジャガイモのクリーム煮やカルボナーラなど、チーズ感覚で様々な料理に活用できます。
乳製品が食べられない人にはチーズの代用として利用できる上、不足しがちな栄養素をしっかり摂ることができます。
栄養価の高さが注目され、新たなブームとなっている雑穀。
脇役としてのイメージが強く、雑穀米以外の食べ方を知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
雑穀メインの調理法に挑戦してみてはいかがですか?