今年6月の発売から徐々に売り上げを伸ばし、先月、大手ネット販売アマゾンで児童心理部門7位になりました。

今注目の子育て本の著者は、宮崎在住の女性です。
きょうは、こちらの店にいらっしゃるということなんで行ってみます！

花野典子さん64歳。県立看護大名誉教授で小児看護学が専門です。今年3月の退職を期に、おもちゃなどが販売されているこちらのお店に、室内の遊び場を作りました。

今孤独で一人で育児をしていて悩んでいるお母さんたちが意外と多くて、お母さんたちが自由に来てもらい、おもちゃと自由に遊べる空間を作りたいと思っていた花野さんが子育て支援に関わるようになったのは、1998年県立看護大に赴任してからです。

当時、虐待の悩み相談を受ける中で、親子に寄り添う子育て支援の大切さを実感するようになったといいます。
情報ばかりがたくさんあって、どう活用していいかわからない部分もおありのようです。

一人の人間を育てる上では、子どもも思い通りに行かないこともたくさんあるし、向き合っていたらいろいろある。これでいいのかなと思うこともある。でも、どうしていったらいいのかと周りの力を借りながらやっていくのが育児だと思うんです。

花野さんの著書には、今のお母さんたちに「自信をもって子どもを育てていく強さ」を持って欲しいというメッセージも込められています。

子どもにとっては一番はお母さんなので、ぜひお母さんたちに自身をもってほしいし、この子は私が守るというつもりでがんばってほしい母親が子どもに安心して向き合う時間と場所を提供したいという花野さん。

子どもの育ちのためにささげると決めた人生、これからも親子を温かく見守っていきます。