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Reらいふ
2016年01月07日
デトックス効果に期待!”春の七草がゆ”アレンジ法(1月6日放送)
お正月に美味しい物を食べた皆さん、そろそろ体が重く感じる頃では?
そこで今日のテーマはずばり「デトックス!!」余分なものを出して、体をリセットしましょう。
今日の先生は正食協会、マクロビオティック指導員で、キッチンスタジオマンマ主宰の石坂美和子さんです。
明日は春の七草。そもそも七草粥を食べるのは、どんな意味があるんですか?
無病息災を祈るという事と、お正月食べ過ぎて疲れた胃を休めるという意味もあります。
そこで、今日は、デトックス効果が期待できる、玄米と小豆を使った七草がゆをご紹介します。
材料は玄米1カップに対し小豆1/4カップ、塩少々、水8カップ、仕上げ用のゴマ塩、七草です。玄米はフライパンで、きつね色になるまで炒ってから使います。
作り方はとても簡単!
土鍋に七草以外の材料を入れて、火にかけます。
沸騰したら弱火にして、1時間炊きます。時間がない時は圧力鍋や炊飯器を使えば、短時間で作れます。
小豆には腎臓の働きを助けて毒素排泄を促したり、糖質や脂肪の代謝を良くしてくれます。また、食物繊維が豊富で、便秘解消に効果です。そして玄米は食物繊維が豊富で、腸を綺麗にデトックスしてくれます。
炊き上がる直前に七草を加えて軽く火を通せば、デトックス効果抜群「玄米小豆粥」の出来上がり。
最後にごま塩をかけていただきます。
小豆の風味と玄米の香ばしい香りで、おいしそう。玄米がふわっと仕上がっていて、消化に良さそうです。
ゴマ塩が味を〆る
ゴマを入れるのは、味付けはもちろん、ゴマに含まれる鉄分やカルシウムが取れる事、また、塩は体を引き締める効果が期待できるんです。
デトックスの方法として、たまに食事をぬくのもいい!
月に2日程、夕食を抜くと、最も効果的と言われています。
ただ、どうしてもお腹がすいてしまいますので、そんな時お勧めなのが、飲む点滴と言われる甘酒です。
甘酒はアミノ酸ヤビタミンB群、ブドウ糖が豊富で、注射の点滴とほぼ同じ成分。
飲む以外にも味噌と混ぜてディップにしたり、パンケーキの生地に使ったりと、アレンジも効くので、上手に使ってデトックスに役立てて下さい。
例えば、冬至にかぼちゃを食べたり、ユズ湯に入ったりして、風邪気をつけるように、日本の風習は、節目節目で、体に気をつけなさいよという、気付きをさせてくれる、先人達の知恵のような気がします。ぜひ取り入れて、健康な一年にして頂きたいと思います。
■店舗情報
キッチンスタジオマンマ (石坂美和子さん)
宮崎市カリーノ宮崎 地下1階
TEL:0985-55-0785