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2016年01月27日

白杖SOSシグナル 見かけたら声かけを(1月26日放送)

きょうのReらいふは、視覚障害者の白い杖、白杖を使ったSOSシグナルの話題です。

■白杖SOSシグナル

このシグナルは、視覚障害者が困ったときに、杖を頭上50センチメートルほど上にあげて、手助けを求めていることを示しています。
去年10月には内閣府のホームページにも掲載され、普及啓発が進められています。

写真:白杖SOSシグナル

もともと1人で歩く視覚障害者が助けを求めるにはどうしたらいいかというところから始まりました。

では、具体的にどんなことで困っている事が多いのでしょうか?
「知らない土地の交差点や強い風が吹いて帽子が車道に飛ばされたときなど。(視覚障害者センター理事長)

 

写真:困る場面1

写真:困る場面2

■声をかけるときのポイントは?

「いきなり後ろから肩をたたいたり腕をつかんだりするよりも、一歩前か横のほうにたって、様子をみて声をかけるようにします。(ガイドヘルパー西広子さん)

県内で、視覚障害の手帳が交付されている人はおよそ4300人です。視覚障害の人たちをサポートしようと、県内では30近い点訳や音訳のグループがあり、宮崎市のこちらのセンターでも、研修を受けた91人のボランティアが活動しています。

写真:点訳の様子

ボランティアの方々のはなし:
「地図やグラフもすべて言葉にして説明しています。」「36年やっています。少しでも、選んでもらえるだけの情報量をお届けしたい視覚障害者はあらゆる情報について、周りの力が支えになります。」

視覚障害者センター理事長から:
「私たちも街を歩くときは不安なので、困っているとき、信号を待っているとき、ぜひ声をかけてください!」

外出先でこのシグナルを見かけたら、またSOSを出していなくても困っていたり危なそうなときはぜひ声をかけましょう。

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