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Reらいふ
2016年02月22日
増えている「オスグッド症」自宅でできる予防法(2月19日放送)
今、子ども達の間で増えているという体のトラブル。
自宅での簡単な予防法も紹介します。
「もうすぐ本格的な春を迎えます。子ども達もすっきりした心と体で新学期を迎えたいところですが、最近子ども達の間で増えているある体のトラブルがあるそうです」
宮崎市にある「整体院 ゆじゅ」で、そのトラブルについて教えてもらいました。
「オスグッドっていうのがずっと増えているんですけど子どものひざ痛ですね」
オスグッド症とは小学校の高学年から高校生くらいまでに多く見られる症状で、ひざのおさらの少し下にあるけい骨粗面という骨の部分が膨らみ、押したり動かしたりすると傷むのが特徴です。
個人差はありますが、4年から5年ずっと痛みが続く人もいるそうです。
「骨盤が後ろに後傾している子が多く太ももとかおしりが硬い子が多い」
ここ10年ほどで増えているというオスグッド症。
ある生活様式の変化がその原因に挙げられるそうです。
「ソファーとかイス、洋式のトイレとかが増えて大きくひざを曲げたりしゃがみこんだりが減ったので(オスグッド症)増えているのではと思う」
最近の子どもたちを悩ますオスグッド症ですが、日常生活に簡単なストレッチを取り入れれば予防もできるということで、教えてもらいました。
強いマッサージや激しいストレッチはひかえ、出来る範囲でゆっくりと行いましょう。
まず腰の動きを柔軟にするストレッチです。
■姿勢は四つんばいで肩の下に手、股関節の下にひざを置きましょう。
■「呼吸をゆっくりしながら吐くときに背中を丸める感じ。吸いながら腰をそらしていく。 これをゆっくり繰り返して腰を前後に動かす」
5回から10回を2~3セット、1日1回でもするとよいそうです。
続いて、おしりの筋肉を伸ばすストレッチです。
■足を伸ばして座った状態から片足を組んですね辺りに手を当て、お腹にゆっくり引き寄せます。
■「ふとももとお腹を近寄せる感じで腰を伸ばしていくとここが伸びるのでちょっと伸びてるというところでキープして呼吸を繰り返してください」
※テレビを見ながらでもできるストレッチ、30秒から1分程度を1日2~3回行うとよいそうです。
「太ももとか、股関節、腰まわりの柔軟性を高めていけば予防は可能」
オスグッド症に悩むお子さんも、痛みをすっきりと解消して新入学・新学年を迎えてください。
■お問い合わせ
整体院 ゆじゅ
住所:宮崎市中村東3丁目3-2
TEL:0120-992-194
※痛みを伴うマッサージはよくないそうです。ゆっくり痛くない程度に行いましょう。
※お風呂の中で足を抱え込んで引き寄せるのもよいそうです。血行をよくすることも予防のひとつだそうです。