体と心の疲れをとってくれる睡眠。
新生活に向けて、自分にあった快適な睡眠環境をさがしてみませんか。

きょうは新生活にむけた睡眠の話題です。
みなさんは、いま自分の睡眠に満足していますか？
国が行った調査では、日本人の平均睡眠時間は７時間４２分で男女ともに４５歳から４９歳が最も短いと報告されています。
その一方で睡眠時間が多い高齢者は、途中で目覚めるなど質の低下も指摘され、全体のおよそ１５％で睡眠に何らかの不満をもっているというデータもあります。

宮崎市で整骨院を営む中村文則さんは、肩こりなどの症状がある患者で、
眠れないという人に共通するのが「首の問題」だと指摘します。

首の頚椎の７個の一番上のアトラスと呼ばれる脊髄の炎症から（間抜き）脳の中の視床というとこに及ぶと不眠につながると考えています。
そこで、普段から大切なのが寝具の存在です。

宮崎市で枕などを販売する青木貴寛さんは、寝具選びのポイントについて次のように話します。

寝具は寝る道具なので、しっかり寝たときの腰や首のアーチの部分を支えあげるという寝具を選ばないと正しい姿勢で寝ることができない。

たとえば、枕の場合。

Q:私はこれまで枕を使わずにきましたが・・・

A:枕を使わないというのはよくないと思います。

首の頚椎はアーチになっているので、埋めて支えるのでそこでやすらぐと。

自分にあう高さで支えて押し返すというのが大切。なので、高反発というのは、非常に喜ばれています。
肩から首を枕にのせて、寝返りしてもフィットするかを試してみましょう。

また、腰も同じ考えでマットレスはいかに浮いた部分を支えるか、肩甲骨など出っ張った部分の圧を分散するかが大切です。

このほか寝る姿勢について横向きが好きな人にはこんな工夫も。
横向きが好きな人であれば、抱き枕などで胸をつめてしっかり胸を開いて呼吸できるようにする。

寝ている間にバランスを戻すので、いい環境を作ってあげることでぐっすり眠れます。
変化にとむ新生活、まずは自分が快適に眠れる環境を知り、いつもの睡眠スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。

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