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Reらいふ
2016年03月28日
栄養価に注目!”魚うどん”人気の郷土料理(3月25日放送)
全国からの問い合わせが殺到!
今、日南市の郷土料理が注目を集めています。
「日南市の大堂津漁港です。朝8時半なんですが漁協女性部の皆さんが忙しそうに作業しています」
みなさんが作っているのは、日南市の郷土料理「魚うどん」です。
魚うどんは、地元の海で取れたトビウオのすり身とつなぎとなる卵、片栗粉などを混ぜ合わせて製麺したもので、
日南市漁協女性部では手作りにこだわってつくっています。
「泡が出るほうがおいしい。今日のは特別おいしい」
「いくら煮込んでも煮崩れしない、そして麺からダシが出る」
去年、テレビの全国放送で紹介されたことがきっかけで、全国からの注文が殺到しているそうです。
「すごい勢いで殺到しまして、電話がひっきりなしに入る状態で、1年~1年半、半年は待っていただけますか?と」
どうしてこんなに人気なのか?
その秘密は魚うどんの栄養に隠れていました。
「お魚自体がたんぱく質が多いということ、DHAあたりは記憶力にいい、EPAはコレステロール値下げたり」
さらに最近、県公衆衛生センターの検査で1人当たりの魚うどんが100キロカロリーを切っていることがわかりました。
「健康志向の方にはすごくいい食べ物ですので、ちょっと魚に興味を持ってもらっていただいて魚うどん食べてほしい」
女性部は、よりヘルシーに、そして栄養価を高めるため改良していく予定です。
また、昔から食べられている「魚うどん」を大切に守っていきたいと手作りにこだわります。
「今後も大事に守っていきたいし郷土料理遺産として伝えていきたい」
「魚うどん」は、市内のスーパーで販売されたり飲食店などでも食べる事ができます。
継続して食べるといいそうですが、まずは歴史ある料理を味わいに日南に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。