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Reらいふ
2016年03月29日
行楽にもおすすめ!ロケットストーブ(3月28日放送)
行楽シーズンにおすすめ!
少ない燃料で効率良く「熱」を生み出す「ロケットストーブ」の魅力を紹介します。
大きな音を立てて燃え上がる炎、「ロケットストーブ」です。
アメリカで生まれ、ストーブの煙突部分がロケットの噴射口に似ていることからこの名前がつけられました。
「少ない燃料で効率良く熱を生み出すことから、災害 時に役立つとして震災以降、特に注目が集まっています」
宮崎市内で建設会社を営む原田忠男さんです。
ロケットストーブの可能性に魅せられ、独学で製作に取り組んでいます。
原田さんは一般向けの講習会を開くなど普及にも力を入れています。
「別名エコストーブ」といいます。
「まず環境にやさしい。燃料が身の回りにたくさんあって、燃えるものなら何でも大丈夫。煙がほとんど出ない。この3点が特徴」
「ロケットストーブ」の作り方は?
1.主な材料は、金属製の缶、配管用のパイプ、そして断熱材として使う園芸用の発泡剤。
2.缶の一部に丸い穴を開けます。
3.パイプを通します。
4.パイプをネジでしっかり固定します。
5.煙突を取り付けます。
6.底を切り取った缶を上から重ね、ネジで固定します。
7.周りに発泡剤を敷き詰めます。
8.出来上がり。
いよいよ点火です!(点火方法は?)
1.焚き口に、木切れなどをいれます。
2.火をつけた新聞紙をまずは煙突の穴に入れます。
3.さらに、火をつけた別の新聞紙を下の穴に入れます。
4.炎がパイプの中に流れ、大きな火柱になりました。
「煙突をあっためて上昇気流を発生させるという理屈」
パイプ内で上昇気流が発生すると炎が内部に引き込まれ、煙に含まれる可燃性ガスが燃える「二次燃焼」が起こるため、煙はほとんど出ず、効率よく熱になります。
簡単に強い火力を生み出すのでアウトドアの調理にもってこい。
「光熱費0で煮炊きできる。活用できそうですね」
「燃料代もかからず持ち運びも簡単にできる。作り方を覚えておくといざというとき役に立つ。おすすめです」
自分で作るロケットストーブ。
これからの行楽シーズン、楽しみをさらに広げてくれそうですね。