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Reらいふ
2016年03月30日
この春リニューアル!県立青島亜熱帯植物園(3月29日放送)
宮崎市青島に通じる参道からすぐのところに青島亜熱帯植物園はあります。
先週土曜日にリニューアルオープンしたばかり、真っ白な正門をくぐるとすでに南国ムードが漂っています。
「元々は青島の特別天然記念物を守り、宮崎の気候にあった亜熱帯植物の研究や教育の場として開館した植物園です。開館から約50年たち今回リニューアルしまして、より亜熱帯植物の魅力を知っていただく場になればと思っています。広い園内には300種類を超える植物があります。(みやざき公園協会 中村さん)」
まずむかったのは正面向かって左手にあるヤシのエリアです。
こちらは、18種類のヤシが並ぶ「ヤシコレクション」です。見比べてみるといろんな種類があるので面白いと思います。
こちらは「ミキナシサバルヤシ」。背丈が低いタイプですが樹齢は50年以上です。
またこちらは2本の木が仲良く寄り添っている姿から、「夫婦アコウ」として親しまれ、ここでは「絆の木」とも呼ばれています。
今回新しくなったのが大温室。こちらでは小さな花から、花木まで約180種類が植栽されています。
中でも宮崎ではおなじみの南国を代表する花、色とりどりのブーゲンビリアを楽しめます。
当園は、世界でも有名なシンガポール植物園と姉妹園を結んでいまして、開館当時にシンガポール植物園からいただいた8品種を常時展示しています。
ブーゲンビリアの花は、どこにあるかわかりますか?実は、白い小さな部分なのです!
また2階からも、国内最大級のマンゴーの木も上から眺めるなど、下からでは分からなかった植物の面白さを発見できるかもしれません。
温室横の管理棟には案内所を兼ねたカフェもあります。宮崎県産の完熟マンゴーを使ったスムージ―やトロピカルフルーツを使ったスイーツなど、植物園ならではのメニューが楽しめます。
入場料は無料で、大温室は定休日がありますが、芝生広場などは年中無休です。この春休み、新たなお出かけのスポットに南国情緒たっぷりの植物園はいかがでしょうか。