番組表
Reらいふ
2016年04月13日
”自立心を育む”学童保育NPO法人の取り組み(4月12日放送)
きょうは新しく始まるNPOの学童保育の話題!
子どもの自立を促すユニークなプログラムが特徴です。
「今、学童保育の体験会が開かれています。子ども達に話をしているのは 助産師さん。自分の体やいのちを学ぶ時間になります。」
新しく学童保育を始めるのはNPO法人「ままのて」で、普段は乳幼児の一時預かりや子育てママ向けの講座などを行っています。
共働き世帯の増加に伴う、学童保育へのニーズの高まりを受け、週3回、「ままのて」では、アフタースクールとして「心育」をスタートさせます。
一般的な学童保育との違いは、そのプログラムにあります。
まず学校からこちらに来られたときに
「ごろりんタイムでちょっと気持ちを落ち着かせてから、きょうこんな事があったというのを自分で見つめ直して欲しいと思っています」
その後、日替わりで子どもの心をはぐくむプログラムを設けています。
きのうは初めての体験会が開かれ、助産師の藤田美和さんが講師を務めました。
「みなさんの体の中にはもう、赤ちゃんのもとになるものがあります」
「だから大事にして下さいね」
この他、怒りなどの感情を上手にコントロールして、適切に表現する方法を身につける「アンガーマネジメント」や、企業も注目しているやる気と自信を育む、「アドラーの心理学」があります。
まず子どもたちに自分をよくわかってほしいというところから始まります。
自分の気持ちや感情をまず、ここで整理してしゃべってほしい自分の感情をよく知ってもらうと、相手のお友達や大人を受け入れることができるようになると思うんです。
「仕事や家事に追われ、いつの間にか会話も減り、育児を通して子供の自立を支える時間が取れない」、そういった悩みに応えるのが「ままのて」の心育プログラムです。
ほかにも英会話教室や料理教室もオプションとして加える事ができ、料理は、地下にある料理教室で子どもたちが、料理の基本について学べる内容を予定しています。
~体験会に参加された保護者のコメント~
「初めての小学生で学童クラブもよく分からないので、実際に見れてこういう所があったらいいなと思いました」
アフタースクール「心育」は、6月から本格スタートする予定で、あすと今週金曜日もは体験会が開かれます。