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2016年04月21日

災害への備え”応急手当”の仕方(4月20日放送)

震災の際、もしけがをしたら・・・。
家庭の身近な物で行う、応急手当の方法をご紹介します。

防災タウンページ

こちらは、宮崎市に配布されている、NTTタウンページが作成した防災タウンページ
災害への備えに関するいろいろな情報が掲載されています。
その中から今日は、万一怪我をした時に慌てないよう知っておきたい、応急手当ての仕方をご紹介。

1.止血

止血方法

出血している人の手当てをする時は、感染の危険性がある為、直接血液に触れないようにする、 必要があります。
ビニール手袋や、ない場合は、ビニール袋やラップなど、代用できるものを手にはめてから、手当を行うようにして下さい。
その上で止血する場合は、清潔なハンカチなどで、直接傷口を強く押さえる
もしくは、傷口から心臓に近い動脈を、手やハンカチなどで圧迫して止血します。

2.骨折

骨折の処置

骨折した場合は、固定する事が大切
患部の外側や内側から当てる為の、副木を準備します。
新聞紙や、雑誌段ボールなどが有効ですが、その際は、骨折部分の両側の関節より長いものを使うのがポイントです。
あてる際は、タオルなど柔らかいものを挟んで隙間がないようにし、ハンカチ、タオル、ネクタイなどで固定します。
さらに、患部を低くしないのも ポイントです。
腕を吊る際に有効なのが、スカーフ、ベルトや、レジ袋
レジ袋は、サイドの部分を 切って、輪の状態にして使います。
輪の部分を首にかけ、腕を入れれば、簡単に安定させる事ができます。

3.やけど

やけど

やけどの場合は、患部をすぐに水道水など、清潔な流水10分から30分冷やします。
注意したいのは、衣類の上から やけどをした場合、患部に接している部分の布を、無理にはがしてはいけません。
必ず、衣類の上から冷やします
その後、清潔なタオルなどを 救護所へ。
水ぶくれができた時は、つぶさないように。
また、保冷剤を使って冷やすと、痛みを和らげる事ができます。

身近にあるものを使った応急手当の方法

このように、身近にあるものを使った応急手当の方法を知っておけば、いざという時、すばやく対応できます
応急手当をはじめ、そのほか、災害への備えに関する情報は、各自治体のホームページなどでも、紹介されています。
お住いの地域の情報を、今のうちから、しっかりチェックして、万一の時の備えをして下さい。

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