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2016年04月20日

家族が別々のときに・・・災害時の行動は?(4月19日放送)

きょうは災害発生時家族が離れ離れのときにどう行動するか、家族で考えるポイントについてお伝えします。

地震はどんな状況でくるか、わかりません。
もし 家族が別々のときに地震がおきたらどのように行動するか、考えるポイントについてお伝えします。
教えてもらったのは、NPO法人みんなのくらしターミナルの初鹿野聡さんです。

初鹿野聡さん

■揺れた直後、自分の頭や目を守り外に出た、そのあとは?
近くの大人に助けを求めなさいと。

大人に助けを求める

登下校のときに起こったときも近くの人に助けてといえば、大人はちゃんと助けてくれます

日ごろから挨拶する習慣

この際に日ごろから挨拶する習慣をつけておくと、いざというときに声をかけるトレーニングにもなるそうです。
また、勤務先や学校など家族それぞれの居場所を想定して、避難場所の情報家族で共有したり、どのルートならより安全に避難できるのか、実際に歩いて確認してみましょう。

■保育園や幼稚園、学校など家族とは離れて避難することを想定して子どもに何を伝えておくことが大切でしょうか。

子どもに伝えること

子どもは不安になります。
安全が確保できるまではいかないということを(元に戻す)しっかりと言う事。
来ないときは心配しないでということは伝えてあげてください。

■子どもや高齢者など、災害弱者と呼ばれる人たちが気をつけたいことは。

災害に気をつけたいこと

連絡が取れないより、1人にならないこと。
1人でがんばらないこと。
誰かと一緒に逃げてくださいというのがポイントです。

公衆電話は災害優先電話

どうしてものときは、小銭テレホンカードをもたせてください。
公衆電話は災害優先電話になるので、もたせてください。
あわせて公衆電話の位置や災害用伝言ダイヤルなどの使い方も、確認しておきましょう。
また津波の可能性があるときは高さが低くても逃げるように伝えることが大切です。

あらかじめ逃げる場所を確認

50cmの津波は、海面で300kgのものがあたるということ。
津波の可能性があるときは、子どもも率先避難者となって油断せずに逃げて欲しい。
まずは、いざというときに具体的にどう行動するか、家族でいろいろな場合を想定して話をしてみましょう。

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