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Reらいふ
2016年04月29日
ひと手間でおいしく”緑茶の楽しみ方”(4月28日放送)
新茶の季節到来!
ひと手間加えて美味しく味わう、緑茶の楽しみ方や保存法をご紹介。
新茶は栄養価が高く、古くから不老長寿の縁起物とされていました。
今年の八十八夜は5月1日。
摘みたての新茶を味わいたいですね。
しかし、新茶を飲みたいけれど残っているお茶を先に飲まないともったいない・・・。
そこで日本茶インストラクターの安田さんに緑茶の楽しみ方を教えてもらいます。
まず確かめたいのは、お茶の保存方法。
Q:冷蔵庫に入れた方がいいですか。
お茶の葉は、空気・湿気・光の影響を受けやすいとてもデリケートな食品です。
未開封で長く使わないお茶は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
ただし、使われる際は、必ず丸一日、常温に戻して封を切ってください。
開封後は、冷蔵庫から出し入れを繰り返すと温度差で痛みやすくなるので、一旦封を切ったら、空気に触れないようにしっかり袋を閉じて、冷暗所に置いてください。
1カ月以内に使い切るようにすればおいしく頂けます。
■しかし、飲みきれそうにない時は・・・
香ばしくてリラックス効果の高いほうじ茶を作ってみてはいかがでしょうか。
- フライパンで茶葉を乾煎りします。
- クッキングシートを敷いて弱火で行うとうまくいきます。
- 全体に茶色くなり、香ばしい香りが漂ってきたら完成です。
高温で煎ることにより、カフェインが少なくなったほうじ茶は刺激が少ないので、小さいお子さんや妊婦さん、また、寝る前でも安心して飲んで頂けます。
■次に、これからの季節、水出し用として利用してはいかがでしょう。
- 容器にお茶の葉を入れて水を注ぐだけ。
- 30分ほどで飲み頃になります。
- 専用のボトルなら、葉っぱを気にせず注ぐことができ、水出し特有のお茶の甘味を堪能できます。
- 玉露などの高級茶葉を使う時は、小さめのボトルで少しずつ作るのがおすすめです。
■さらに、フルーツやハーブを入れるとさわやかな新感覚の飲み物に・・・
フルーツやハーブなどを好みで入れるだけ。
香りや甘味が加わり、いろんなバリエーションが楽しめます。
夏のおもてなしに最適ですね。
今年は、お茶の発育にとっては大変恵まれた気候で、すばらしい出来栄えです。
八十八夜の今度の日曜には、お茶を手摘みできるイベントを行ないます。
八十八夜に新茶を飲むと、1年間健康で無事に過ごせるという言い伝えがあります。
ぜひご家族皆様で今が旬のおいしい新茶をお楽しみください。
夏も近づく八十八夜、おいしいお茶で、ほっと一息つきたいですね。
■お問合せ
新緑園(新富町)
TEL:0983-35-1057