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Reらいふ
2016年05月03日
初心者でも手軽に!オシャレに進化!ミニ盆栽(5月2日放送)
初心者でも手軽に楽しめることから若い世代や女性に人気!
「ミニ盆栽」の話題です。
「ずっしりとした構え。樹齢200年の盆栽。
1mに満たない木だが、大樹のような威厳を感じさせます。
日本の伝統文化として世界で認知されている「BONSAI」。
最近人気を集めているのが、手のひらサイズのミニ盆栽。
伝統的な盆栽のノウハウを生かしつつ、従来よりも手軽に楽しめ若い人を中心に人気」
宮崎市内にある盆栽園を訪ねました。
野元大作さんです。
国内最大の盆栽展で、数々の入賞作品を手がけたほか、国の内外で展示会や教室を開くなど盆栽の普及に力をいれています。
「盆栽は昔は難しいイメージがあったが、今は若い方とか女性とかインテリアに取り込んでくれてます」
■主な材料です。
選んだのは、色の移変わりを楽しめるモミジ、涼しさを演出してくれるツタ、これらと同じ生育環境の「イタドリ」です。
まずは 盆栽の主人公となる苗木の顔を決めます。
「メインのモミジの正面を決める。配置が一番大事」
モミジの根元にツタを置き、上から下への流れを作ります。
小さなイタドリを添えることで、モミジを大きさを強調します。
鉢の底に敷いた網に針金を通し、苗木を鉢に固定していきます。
うまく仕上げるには、目線を低くして作業するのがポイントです。
土をかぶせる際は、割り箸などで表面をつつくと隙間なく敷き詰めることができます。
「コケは最後の一番きれいにする化粧なので大事なポイントですから」
「出来上がりました。完成。初めてやったが意外と簡単」
「彩りもきれいでもみじの高さツタの垂れ下がり具合もバランスよい」
コケの表面が乾いたら水やりを。
土を入れたひと回り大きな鉢を下に敷き、水をたっぷりやれば数日はもつそうです。
「生き物なんで愛情かけてやることが大事で。盆栽ってのは子育てと一緒かなという気がします。
愛情かけてあげればそれに反応してくれる。大事に育ててください」
初心者でも手軽に取り組めるミニ盆栽。
季節の移り変わりを身近に感じながら、
心豊かな一時を過ごせそうです。