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Reらいふ
2016年05月13日
旧暦と薬膳で体調管理「かぐや姫講座」(5月12日放送)
旧暦を学んで心と体の健康を!
生活リズムを整えるための教養講座の話題です。
日本は明治のはじめまで、月の満ち欠けと太陽の動きをもとに生活していました。
それが旧暦と言われる暦です。
月の満ち欠けをベースとしていたため、一年が13ヵ月まである年もでてきます。
そんな古の暦と、旧暦をベースとしてきた漢方薬膳について気軽に学べるのが、「かぐや姫講座」です。
講師は、「KONOHANA」の中村真紀さん。
日本古来の行事が、今のカレンダーでは季節的にずれているのに疑問を感じ、旧暦について勉強したそうです。
旧暦と言われる大和暦は、月の周期を使って日にちを、太陽の周期を使って季節を割り出していました。
引力の影響で、私たちの体は、満月の時に顔がむくみがちになり、逆に新月の時には、足がむくんだりと、身体や心のリズムが、月と深いつながりがあることに気付かされます。
旧暦を知ることで、心や身体の不調、リズムを知ることができます。
旧暦は古人の知恵であり、心と身体を知るひとつのツールなのです。
講座では、季節に合わせた薬膳茶を飲みながら、旧暦と薬膳について学んでいきます。
薬膳マイスターの資格を持つ中村さんから、食事や生活習慣のアドバイスもあり、それぞれが抱える症状について相談することもできます。
今回は、講座でも人気のある薬膳茶のブレンドを体験しました。
いろいろありますが・・・気になる項目が多いです。
冷え・肩こり・眼の疲れ・・・こんなにたくさんの症状に対応したお茶ってできるんですか。
大丈夫です。
薬膳茶は、目的に合わせて数に関係なくブレンドできます。
その人に合わせて、体の内側から体調を整えるのを手伝ってくれます。
他にも、体質に合わせた食薬入りの石鹸を作るメニューもあり、外側から美しくなるための「キレイ」へのアプローチを目指します。
病気の予防や回復、健康維持のために用いられる薬膳ですが、旧暦を学んで、暦をベースに取り入れることで、自分自身の健康への意識もさらに高まります。
日本には、四季折々の年間行事がたくさんあります。
旧暦を学び、生活に生かしていくことでより深くそれらを理解できました。
子供と遊ぶことも大切ですが、四季の話をしたり月を見上げたり、親子のゆったりとした時間を持つことができています。
そんな経験をもとに、各地で「かぐやひめ講座」が開かれています。
旧暦をベースとした薬膳は家族みんなの体調管理にもつながりそうですね。
心と身体を大切にするゆとりの時間が見つかるかもしれません。
■お問合せ
KONOHANA 中村真紀さん
TEL:090-2966-5720