畑から食卓まで、地元産の野菜を販売して人と人を結ぶ、都城市のお店をご紹介。

都城市宮丸町のガード下です。
先月１５日に新しいお店がオープンしました。
この看板を見ると、カフェや雑貨店をイメージしそうですが、野菜屋さんなんです。
畑から食卓までをコンセプトに、地域で採れたこだわりの野菜や惣菜を販売する野菜屋　宮丸商店。

４人の共同経営でスタートしたこの店は、外装や内装、看板やイラストに至るまで、ほとんどが手作り。
オープンを応援してくれた仲間たちも加わって、見事なおしゃれ空間に仕上がっています。

代表の高良秀英さんは沖縄出身。
この店を開くために、都城にやってきました。

都城の人と知り合いこの土地に来てみた時、四季を通じて食材が変わっていくのに感動し、食材の宝の山だと感じました。
この店が、生産者とそれを買う人をつなぐ情報提供の場所になればと考えています。
都城・小林・綾から届く農産物には、それぞれ生産者の名前が・・・。
販売するのは生産者が自分達も食べている安心安全なこだわり野菜の野菜です。
そしてこの店のもうひとつの目玉は、夕食用の野菜の惣菜「ユウデリ」。
共同経営者の１人で、料理教室も開く中村聖子さんが作る惣菜は、主婦の強い味方です。

農家の方が持ってこられた野菜を捨てることなく全て使い切りたくていろんなメニューを考えています。
忙しいお母さんたちが副菜としてユウデリを使えるように毎日１５種類を目標に心を込めて作っています。

また、前日までに予約すれば、オーダーメイドにも応えてもらえます。
野菜の食べ方や保存方法などもアドバイスがあり、
店内はいつも、会話のあるあたたかな空気が流れています。

買い物も無言ですることが多い世の中になりましたが、ここでは、昔のように会話のある風景が広がればと思います。
さらに多くのつながりをと、今月２８日にはジャガイモフェスタが。
来月からは土曜夜はベジナイトと題し、野菜とお酒を楽しむ会も計画されています。
人と人が野菜でつながる新しくてなつかしい店、おいしくてあたたかくて、笑顔になれる空間です。

■お問合せ
野菜屋　宮丸商店（都城市宮丸町）
TEL：080-3377-8318