番組表
Reらいふ
2016年05月23日
遊び心で変身!夏の着物の楽しみ方(5月20日放送)
スカーフやカーテンなど、身近なものを取り入れて気軽に着物を楽しむアイディアの数々をご紹介します。
今日のReらいふは、遊び心をくすぐる、カジュアルな着物の着こなしの提案です。
これからの季節におすすめの着物スタイルを身近なものを利用しながらコーディネートしてくれるのは、宮崎市で着物教室を営む久徳理子さんです。
結婚式とか入学式とか、式が付く場合は気を付けてほしいことが色々あるのですが、普段に着ていただく場合には自由に楽しんでもらえれば大丈夫です。
その模様の帯や小物を付けた季節を先取りしながら、柄や小物に自分の好きなものを取り入れるのがコーディネイトを楽しむポイント。
まずは、夏の入り口、雨の季節にぴったりの取り合わせです。
これからの季節は単(ひとえ)と言いまして、このように裏地の付いていない着物を着用します。
梅雨に入ってしとしと雨降りの季節は、こんな風にてるてる坊主がたくさん付いた帯なんかも楽しいですよね。
これは手ぬぐいを繋いで作った手作り帯なんですよ。
そして、梅雨明け。
暑さが増したら、見る人に涼しさを感じさせる着こなしを。
七月八月になりましたら、同じ単仕立てでも、このように薄物と言いまして透ける素材のものを着用することになります。
帯揚げにはこれ「実は暖簾なんです」半襟はカフェカーテンなんですよ。
次は、ちょっと大胆なこんな帯。
小物使いも斬新です。
夏と言えば海、海と言えば海賊船と言うことで、夏の着物に海賊船柄の帯を合わせてみました。
海賊船に因んで、帯締めには髑髏柄のリボンを合わせています。
帯揚げはこれスカーフです。
よく見ると着物の柄は扇風機!
そしてこちらは、七夕に向けての取り合わせです。
紺色の絣の着物を宇宙に見立てまして、宇宙柄の半襟、そして星座柄の半幅帯を合わせてみました。
お星様がいっぱいですね
そうなんです。そして帯締め、このキラキラしたの実は靴紐なんです。
(中田:この短冊柄の帯留め、珍しいですね)
これ実はお香立てなんですよ。
せっかく日本人に生まれたのですから、ワンピース感覚で気軽に季節を取り入れて楽しんでください。
自由な発想で自分らしさをのぞかせながら、今年の夏は着物でお出かけしませんか?