番組表
Reらいふ
2016年06月07日
暮らしを彩る!ソープカービング(6月6日放送)
ナイフ1本で作る石鹸の彫刻アート、ソープカービングの話題です。
ナイフ1本下書きなしで作られた石鹸の彫刻アートです。
造形と香りの両方を楽しめる「ソープカービング」が、密かなブームとなっています。
ソープカービングは、東南アジアのタイが発祥の伝統工芸で、700年以上の歴史があるといわれています。
作っているのは日向市在住の井上幸子さん。
子育てが一段落し、趣味の幅を広げようと5年前から取り組んでいます。
「インテリアや贈り物として作りたいという人が多い。
香りも楽しめ没頭できるのが魅力。
コツさえつかめばお子さんでも作れます」
私も体験させていただきました。
道具はナイフ1本、材料は、専用の石鹸だけです。
まず、石鹸に直径3センチメートル程の円を作り、周りをくり抜いて整えます。
花びらの形になるようナイフを入れていきます。
POINT!
「力を入れずに優しくナイフを入れて。ナイフではなく石鹸を動かすイメージで」
間の余分な石鹸をくり抜きます。
一周したら、さらにその周りに花びらをかどっていきます。
石鹸と向き合うこと約20分。
「ひまわりの完成。達成感がうれしい」
ビーズを添え、お気入りの器などに飾れば、おしゃれなインテリアに!
かわいらしいデコレーションをあしらえば、豪華なブーケにもなります。
直射日光を避けて飾ると色落ちを防ぎ長く楽しめます。
「ソープカービングを始めて生活にメリハリができた。次はこんな作品が作りたいとどんどん目標が出る」
井上さんはこの他にも、スイカやメロンなどの果物を素材にした「フルーツカービング」にも取り組んでいます。
作った後は見て楽しみ、最後はもちろん食べて楽しめます。
「もうすぐ父の日。親子で楽しんでほしい」
来週金曜日には日向市で、井上さんによるソープカービング体験教室が予定されています。
おしゃれで手軽な造形アートで暮らしに彩りを取り入れてみませんか。