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2016年06月08日

歯と口の健康週間 かむ習慣を見直そう(6月7日放送)

食事のときの噛む習慣を気にしていますか?
健康や美肌にも影響する噛み方についてお伝えします。

矯正・小児ひまわり歯科

みなさんは、食事のとき何回くらい噛んで食べていますか。

きょうのリライフは歯と口の健康週間にあわせて、この噛むことの大切さについてお伝えします。
正しい噛み方について教えてくれるのは、宮崎市の歯科医師、柿崎陽介さんです。

柿崎陽介さん

いまかまないヒトが多いといわれていて、噛む回数も少ないし、上方がこんな風な感じですが本来はグラインディング咀嚼というのですが、奥歯ですりつぶすような噛み方がいいといわれています。

噛むことの効果

1口で少なくとも30回よく噛んで、さらにこの噛み方もできると、唾液やホルモンの分泌をうながし、脳への血流を促進し、脳の活性化につながると言われています。
また、記憶力アップや食べすぎを抑えることによる肥満予防がんや歯の病気予防認知症予防美肌を作るなど数々の効用が指摘されています。

かむことの効用

Q:美肌にもいいんですか??

かむことの効果

口をよく使うと、細胞を活性化するためのホルモンが出ます。
若返りのホルモンとも呼ばれ、EGFホルモンが上皮の細胞、美肌にも効果があるといわれています。

では、噛む量を増やすために、料理をするときの簡単なポイントを教えてもらいます。

噛む量を増やすための料理

POINT!

  1. 食材として海草、きのこ類、根菜類、豆類などを料理に取り入れると簡単です。
  2. きり方をいつもより大きめにきったり、繊維にそってきることで繊維が多く残るので、噛む回数を増やすことができます。

※また、しっかり噛むために姿勢も大切です。

食事のときの姿勢

特に小さい子は足をしっかりつけて、体幹をしっかりさせて噛むのが全身の筋肉の活性化にもなり、噛む効能としても大事です。

ポイントは噛み方、料理法、姿勢。

かむことを意識しながら、健康な体づくりに役立てたいですね。

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