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Reらいふ
2016年07月05日
命を守る!川遊びの安全対策 夏のレジャー(7月4日放送)
万全の安全対策で川遊びを!
ライフジャケットの着用法など、命を守る備えについてお伝えします。
今月は河川愛護月間です。
川のレジャーを思い切り楽しむために必要なのが事故への備え。
去年県内で発生した水難事故は、21件で、この内、12人が亡くなっています。
一旦発生すると命を落とす危険が高いのが水難事故の特徴です。
三股町のしゃくなげの森で、子供達などを対象に安全教室を続ける、水難救助インストラクターの池辺美紀さんに聞きました。
川のレジャーは楽しいが危険な場所もある。危険な場所を知ってレジャーを楽しんでほしい。
一見安全そうでも、見た目に惑わされないことが大切だといいます。
前の場所は浅くて流れも緩やか。遊ぶのに適した場所。ところが、奥は流れが急で、エリアを決めて流れを見るのが大事。
そういう場合は、こういう木切れを使います。
川に入る前に、木の枝などを投げて流れの速さや方向を確認します。
この辺りは安全なエリア。視覚的に流れ読むのが大事です。
流れが変わりましたね。
急に。早くなります。向こうの深みは3mぐらいあります。
流れに巻き込まれると戻れない危険な場所。奥は渦巻いています。
また、堰の近くなど段差がある場所では、下に入ると水に巻かれ続け抜け出せなくなります。
川の事故を防ぐために必要なのがライフジャケット。
正しい着用方法は・・・。
水の中で緩むますので、命のためにキツく締めることが必要です。
「圧迫されるぐらいキツイ」くらいが丁度いいのです。
密着させないとジャケットだけ浮いて顔だけ水に浸かり却って危険です。
なた、こどもに着用させる場合は、股下にベルトを通せるものを選びましょう。
また、靴は踵のあるものを。
ビーチサンダルや脱げて流され易く軽い物は適しません。
靴が流され取りに行き溺れるケース後絶たないため、ウォーターシューズや運動靴など踵のあるのをおすすめします。
目を離した隙にこどもが溺れることも。こういう物を装着して安全に遊んでほしい。これをつけると結構楽しい。
安全面だけで無く、ライフジャケットの効果で水面に浮かびながら、川遊びを楽しめます。
夏休み期間中、池辺さんによる川の安全教室も開催されます。
もうすぐ夏休み。
ライフジャケットの着用など万全の安全対策で、夏のレジャーを楽しみたいものです。
県内のレジャー用品店では、ご紹介した様なライフジャケットが、子ども用では約2500円から大人用でも4000円程からということです。